てか、年甲斐もなく浮かれモードてw 殺伐とした勉強生活の中、就職戦線の中、ある種のオアシスなのかもしれぬ。 精神衛生上には非常に助かる・・・(´・ω・`)
夜のピクニック(2004)
【著者】 恩田 陸
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F418C8V9Y13L._SL160_.jpg)
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買う直前に気付いたのが、恩田陸って女性だったんだね(そこかYO)
青春真っ盛りの高校生が、80kmを歩いたり走ったりする、っていう行事(通称「歩行祭」)の始まりから終わりまでを舞台にした作品です。
陸上部のくせに長い距離の嫌いな私は絶対参加したくないわけだが。 何か最近は青春ど真ん中系の作品ばかり読んでる気がするな・・・懐古主義になるのも年齢のせいなのかしら
![爆弾](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/036.gif)
こういう同じ場面しか続かなそうな舞台を設定しておきつつも、変化を見せ惹きつける文章が書ける人は、本当に凄いと思ってしまう。 情景描写が素敵で、綺麗な文ってこうやって書くのか、というイメージ。
また、高校3年という登場人物を等身大で書けている気がする。 そうは言っても、いい人が多すぎなんですけどねw
「早く大人になろうとしてるけど、ノイズはノイズで必要なんだよ」って言い回しは好きだなぁ。 近しいことを生徒にも言った気がするがw ただただ必要なものだけを、追い求めるような、学生生活は味気のないものだ。
身の毛がよだつような驚きや、血が沸騰しそうなテンションにはならないけど、深くしみる文章を読めるのでいいですのぅ。