9月いっぱいまで休みだった、学部時代が懐かしいのぉ。
科目登録、上等・・・!
ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008)
監督:デヴィッド・フィンチャー
【出演】
●ブラッド・ピット(ベンジャミン・バトン)
●ケイト・ブランシェット(デイジー)
●ティルダ・スウィントン(エリザベス・アボット)
●ジェイソン・フレミング(トーマス・バトン)
●イライアス・コティーズ(ガトー)
●ジュリア・オーモンド(キャロライン)
●エル・ファニング(デイジー(幼少期))
●タラジ・P・ヘンソン(クイニー)
●フォーン・A・チェンバーズ(ドロシー・ベイカー)
●ジョーアンナ・セイラー(キャロライン・バトン)
●マハーシャラルハズバズ・アリ(ティジー)
おススメ度:★★★★★★★★★☆
何か自分の琴線に触れるような作品だった・・・久々に良作を見た気がした。
監督が「セブン」「パニックルーム」「ファイトクラブ」と撮ったデヴィッド・フィンチャー。自分としては、「セブン」がかなりツボだったので、やはり監督で当たる場合もあるものだ。
人生を年齢を逆走しながら生きる、ベンジャミンの不思議なお話。
最初どうやって生まれるんだ、いきなりご老体がデカいまま、ドンッと生まれるかと思ったら、老人の赤ちゃんって設定になってた。この設定で入ったのに、最後は何でまた子供に戻っていくのかが分からん。
そして、この役はブラッド・ピットしか出来ない気がする。
最初は小さいご老人から始まって、徐々に若返っていくわけだが、どこでブラッド・ピットに切り替わったが分からないくらい。特殊メイク・CGよろしくだろうけども、それぞれの年齢を演じ分けつつ、若くなればなるほど、人間として深くなっていく様は、やはり斬新で面白い。どこか少し影を落とした感じが実に素敵だ。
何が気に障ったかと言うと、ヒロイン(のデイジー)が若さゆえにベンジャミンへの対応がひどかったこと。 彼女のその後の告白で「あの頃は23で若かったから・・・」とか言ってるけど、「うわっ、この女23にもなってこれかよ」と言いたくなったのは、俺だけではないはず。 時がたてば、そこら辺のわだかまりも解消されて、良き日々を過ごすわけだが。
まぁハッピーエンドで終わるわけないよね。
そして、何よりメッセージが明確でとてもいい伝え方をしている。
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「アーティストになれるんだよ」の船長は素敵だな~・・・。
エル・ファニング・・・ダコタの妹さんか。とりあえず可愛い。