先月、シルバーウィークが始まる朝。
ベットの中で何気なく見たツイッターのタイムラインに、いっぺんに目が覚めました。
西口くんの引退ニュース。
ショックでしばらくベットから起き上がれませんでした。

信じられませんでしたが、連休中には正式な引退表明があり、
その後すぐに引退セレモニーが行われることが発表。
まさに心に穴があいたような気持ちでした。

そんな気持ちで西武ドームに行った9月26日。
先発は光成くんでした。
初めてみる光成くんの1軍マウンド。
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イメージ 2躍動感を感じるその投球フォームは西口くんを彷彿とさせるもので...
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光成くんを見ていると、西口くんの引退に沈んでいた気持ちが少し明るくなっていくようでした。

西口くんという大エースが引退するシーズンに入団してきた光成くん。
ずっと前に友達がくれた本に書いてあった言葉が思い出されました。

ひとつのドアがしまったときには、
また別のドアがひらくもの。

西口文也が去り、ファンとして願ってきたいろいろな夢が終わってしまう。
でもまた新しい夢を見せてくれる光成くんがいる。
その思いを目の前で形にしてくれたのが、西口くんの引退セレモニーでした。

ラストピッチを終えた西口くんは、グラブをマウンドに置きました。
胴上げ後、マウンドにグラブを残し西口くんは選手が作る花道へ。
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ビクトリーロードを上がった西口くんの姿が見えなくなる頃に、一人の選手がマウンドへ向かいました。
そしてグラブを手に取る。
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イメージ 6光成くんが大切そうに西口くんのグラブを持ちます。
西口文也のエースを魂を高橋光成が継いでいくことの表明。
スタンドからは「光成!頼むぞ!」の声がたくさん。

悲しい、寂しいだけではなくて希望を感じさせてくれる引退セレモニーでした。

それに西口くんについても200勝達成やノーヒットノーラン達成などの夢のドアは閉じてしまいましたが、
監督になった西口くんの胴上げを見たい。
キッシーや光成くんから日本シリーズのウイニングボールを渡される姿を見たい。
そんな新しい夢のドアも開いています。

夢の続き。
新しい夢。
これからもずっとライオンズに、ワクワクさせてもらえると思います。