震災からちょうど1年後。
ベイスターズとのオープン戦を観た帰り、横浜スタジアムの敷地を出る所で1枚のポストカードをもらいました。
それは、日本大通りの駅構内で開かれていた小さな写真展のお知らせ。
女川町の子供達や学校の先生が、震災後の被災地を撮影した写真展でした。
 
そこでを図録を買ったのですが、その中に女川の子供達が書いた絵が壁に貼られている写真がありました。
20枚ほどの絵がありましたが、1枚の絵が目を引きました。
 
それはバッターボックスで構える野球選手の上半身を描いた絵でした。
笑顔にも見える選手の表情。
被っているヘルメットにはイーグルスのロゴマークがはっきり描かれていました。
 
子供達が描く絵に何か課題があったのかは分かりません。
「好きなこと」なのか「将来の夢」なのか「楽しい思い出」なのか...
この絵の写真を見た時、イーグルスの選手の被災地を元気づけたいという強い思いは、
ちゃんと子供達、東北のファンに伝わっているのだなと感じました。
 
一緒に戦ってきた東北のファンとイーグルス。
 
西武ドームのスタンドで。
地元の東北で。
パリーグ優勝を決めた時に、たくさんのイーグルスファンの方が喜んでいる様子をテレビで見ました。
 
ライバルチームのファンが喜んでいる姿を見て、
こんなに心から「あぁ、良かったな!」と思ったことがあったかなぁ。
 
日本シリーズ優勝を目指して、頑張れイーグルス!
まだもっと、イーグルスファンの喜ぶ姿を見たいです。