渡辺久信監督が正力松太郎賞を受賞しましたね!
監督、おめでとうございます!
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今年度、プロ野球界に最も貢献した人物に贈られる正力松太郎賞。
昨季Bクラスだったチームを1年でアジアシリーズ制覇に導いたというだけでなく、
魅力あるチームを作り、魅力ある勝ち方を見せてきたということが評価されたと思います。

この写真は、2軍監督時代に若手投手の指導をする久信監督です。(西武第二球場にて)
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久信監督の2軍監督時代のことで、一つ印象に残っていることがあります。
大宮か浦和球場での敗戦後、私はスタンドのネット際でミーティングの様子を見ていました。
ミーティング解散後に久信監督が丁度私の下を通りかかった時、「あ~、悔しい!」という一言を口にしました。
監督の周りに誰もいませんでしたし、たぶん頭上にいる私にも気付いていないであろう監督の独り言。
育成が最重要課題であるファームの試合ですし、ファンの私などは負けても「まぁ、仕方ないなぁ。」などと
思って見ていたので、負けたら悔しい!という気持ちを持って監督が試合をしていることに、はっとしました。

その時からより一層、育成をしながら試合に勝つという難しさを感じるようになりました。
それを思うと2軍監督は本当に大変な仕事だと思います。
暑さや寒さが厳しい中での試合や練習など、環境面での厳しさもありますし。
その中でコーチ時代を含めて4年、久信監督は頑張っていました。
今年活躍したワクだって1年目は1軍と2軍を行ったり来たりだったので久信監督が指導したでしょうし、
クリや剛也、GGだって監督が自ら打撃投手をして鍛えたことでしょう。

苦労が多かった久信監督だったと思いますが、ファンにはいつも気さくでした。
練習見学のファンに声をかけたり、自ら「サインでもしよっか~」と言ってファンの集まるところに出てきてくれたり。

いろいろと大変な思いをしてきた久信監督だからこそ、今回の受賞はファンとして心から嬉しく思います。

日本シリーズで優勝した時、選手の誰かが「どっちのチームが監督を男にしたいかの差」と話したそうです。
これは監督冥利に尽きる言葉ではないでしょうか。
来季もまた魅力あるライオンズを作り上げて、連覇を狙って欲しいと思います!