こんにちは
きょうは （厳密にはきのう）
パンとゼリーを作った日でした
仲良しな友達と一緒にです
シンプルな味わいの小麦パン
フルーツをたくさん使ったゼリー
じつはわたし
この年になるまで
ゼリーやパンなんて作ったことがありませんでした
ふだんの料理なら毎日するし得意なんだけど…
…いま改めて写真でみても
とっても美味しそうです＾＾
わたしは
新しいことに挑戦することや
未知の領域に足を踏み入れることが
とても苦手です
こどもの頃からそうですが
大人になればなるほどに苦手
それはだんだん悪いことに繋がって
一度仕事を辞めてしまうと
次の仕事や職場にチャレンジすることが怖い
新しく友達をつくることが怖い
あきらめる癖がつく
よって自然と
家に閉じこもりがち
今のわたしはこんな感じです
ほんとうにこんな自分が嫌
情けない
そう思うと心は荒んで
身の回りの幸福や
きれいな景色や
だいすきな家族のことを
なんとも思わなくなる以上に
鬱陶しいと感じてしまう
負のループです
だからわたしは
こんな自分を変える練習をしたくて
なんでもいいから
自分の好きなことでいいから
なにかに挑戦しようと考えました
それが
パンやお菓子を作ってみることでした
挑戦するレベルが低いかもしれませんが
今のわたしにはこれがちょうどいい
この挑戦を手伝ってくれる友達がいます
幼稚園のころからの幼馴染の女の子
わたしと同じで高卒で働きだした友達は
ずっとケーキやお菓子を作る仕事をしています
ほんとうに上手で真面目で向上心があって
わたしの結婚式のときには
観賞用のウエディングケーキを作ってもらいました
お互いの家でお茶をするときには
スイーツを作って持ってきてくれたり
ケーキを焼いて持ってきてくれたり
わたしの挑戦をサポートしてもらうには
もったいないほどの腕前の持ち主
でもそんな彼女は
コロナで仕事を失ってしまいました
彼女はただ落ち込んだだけでなく
今までにないほど無気力になり
違う仕事を探す気力もないほど
気持ちが身体から抜けきったようでした
だからこの挑戦は
わたしのためだけでなく
彼女の心のリフレッシュや
お菓子をつくるときの心のウキウキを
思い出してもらうことも兼ねています
焼く前のパンはこんなに可愛くて
もちもち感
ふわふわ感
しっとり感
手のひらでこねていると
ぜんぶが愛おしさとなって伝わって
それを彼女と共有しながらつくるのが
最高に楽しかったです＾＾
この写真は二次発酵後の様子ですが
小さなパンたちがぎゅうぎゅうに
肩を寄せ合っているように見えてなりません
ゼリーはオレンジとグレープフルーツのジュースを使って
二層の色になるように作りたかったのです
この写真は
一層目のオレンジジュースの素を流し込んだ様子で
ちゃんとオレンジの実も入っています
ですが完成形は…
ぜんぶオレンジ色 笑
意外にもグレープフルーツジュースも
濃いめに色が出てしまいオレンジ色に…
きれいな二層にはなりませんでした
パンは二次発酵まで行い
焼き上げに55分
遅めのおやつになりました
でもわたしにとって
はじめてのゼリーとパン
何かに挑戦しなきゃと
焦りに焦ってやってみた挑戦
でも実際は
挑戦しなきゃなんてことを忘れて
楽しいひと時を過ごしていました
それで分かったことは
あまり気を張りすぎずに
『やってみたいからやってみる』
それでいいんだということ
現実で仕事に挑戦するなんてときには
今のわたしの言葉は
あまりにも役に立たないと思います
だけど
挑戦するときの気持ちの根本には
そのくらいのラフさがあってもいい
単純なことなんだと
そう感じました
そして
プロと一緒に作った食べ物は
誇らしい味もする 笑
彼女はわたしの親友です
彼女のことがだいすきです
彼女が落ち込むときは
わたしは力になりたいと思う
それは彼女も同じのようで
わたしの力になってくれます
この素晴らしい友達のことは
まだ後日のブログで
触れたいと思います
