10回表、攻めの手を打って代打柳町の2塁打に、甲斐のところ代打生海しかし、三振で倒れて、2死二塁。そこから周東が起死回生のタイムリーに上林がナイス走塁、さらに川瀬がタイムリー三塁打、さらにギータがタイムリーで三点差。普通なら勝負ありのところだ。
しかし、10回裏津森が捕まる。最初の角中に粘られてヒットを打たれ、荻野にボテボテのゴロがヒットになる。完全に動揺していた。そして藤岡に同点スリーラン。あー何ということだ。。そのあと代わった大津が2死とるも岡にヒットででられ、安田にタイムリー二塁打。
10回裏のときに少し悪い予感がしていた。無理させてもオスナにもう一イニングいかせるべきではないかと思ったが、さすがに三点差になればそういうわけにはいかない。しかし、残っている投手で一番安定しているのは大津だ。甲斐野も津森もコントロールがまずいと大荒れする可能性がある。その悪いほうが出てしまった。
和田を5回で代え、6回に2人投手を使った。その分後ろに投手が回らなくなった。しかし、ロングリリーフもできる武田をなぜ入れてなかったのか疑問でもある。
元はと言えば6回の先制のチャンス1死2塁で近藤のライト前のあたり、次は中村晃でもあるのにまわしたサードコーチャー。本当に難しい判断かもしれないが、悔やまれる判断だ。それでアウトになってチャンスがつぶれてしまった。
しかし、今日は今年を象徴するような試合だ。やはりホークスの底力を見せつけたのかと10回表にみせるが、そのあとを抑えられない。オスナ、松本、藤井、又吉も安定してきたところだが。その次が必要だった。
去年のシーズンラストゲームの泉のホームランしかり、今回の津森しかり、本当に一年引きずるような試合となってしまった。彼らはまだ若いし、この悔しさを跳ね返す頑張りを来期期待したい。しかも2年連続にロッテに負けているという何ということだ。
来年は監督含めて新体制になるだろう。小久保監督、城島または井口ヘッド、松中打撃コーチとなるのだろうか?信頼できる先発投手獲得は急務だし、打率ではなくてOPS/出塁率がある(つまり長打力のある打者)の獲得ならびに若手の育成が急務だ。残念ながらヒットばかりでは点数はとれない。ギータがクリーンアップを打つようではだめで、ギータ1番、近藤2番で、3,4,5に打点を挙げられる選手がでてこないと強くならない。周東が成長すれば1番でしっかり出塁してもらえればというところだが。
10.16の残念な気持ちをなんとか打ち消すような来期に期待したい。
今年は時間に余裕がなく漏れ漏れでしたが、よんでくれた皆様、最後までありがとうございました。