〜再発と残りの人生の考え方〜 | 脳梗塞クズ人間

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脳梗塞になってしまった。クズ人間になってしまった。自分がとても人間とは思えない状況。綺麗事じゃ片付かない障害者のもがき。なんとか復活する道はあるのだろうか…



〜再発と残りの人生の考え方〜


 脳卒中の再発率って非常に高い。半数以上は再発する。脳卒中を誘発する仕方のない、なんらかの病気の人もいるけど、そもそも脳卒中になる様な人は食生活とか、生活習慣が元々悪くて、もう身体がボロボロで成るべくして成った感じだから、再発し易いのも納得。



 再発のリスクとこれからの食事制限は大きな因果が確実にあると思う。


 ただ、これはもう自分のこの先の人生の考え方で、


 食事制限してれば確認に再発は無い!とは言えず。


 逆に失った身体の能力はほぼ確実に戻らない!とは言えます。


 食いたい物も我慢して、いろいろ努力に努力を重ねても、リスクは減るけど、再発して、人生を我慢をしたまま悔いて死んじゃう可能性は多いにあるし。



 努力をしてれば再発は大丈夫ってのはもう悪魔の証明なので分かりませんし、確かにリスクは減るだろうけど、希望的な予測でしか無いです。


 ただ、今現在、障害者になって、喋れないとか動かない手や足があるのは確実な事実です。


 失った身体の能力、死んだ脳細胞は今の医学じゃ、まず回復しないです。再生医療がどうとか、そのうちの将来、多少はどうにかなるんでしょうけど…


 筋力を鍛えてパワーで補ったり、今まで使って無かったような筋力を鍛えて補ったり、やればやるだけの効果は確かにありますが、


 いずれにせよ、まともに実用的に復帰するには、この人生じゃ足らないくらい途方もない時間がかかります。そこまでしても元通りは無いです。


 慣れてきたり、代替え方法を身に付けたりして出来ることは間違い無く年単位で増えていくけど、限界は確実にあります。回復というより、ボロクソ身体の扱い方法に慣れていくんです。


 今までの、脳卒中先輩方が残した多数の症例予後が、今の我々の未来です。自分の実経験でもそうだし。


 元に戻る事なんて絶対ありません。


 それでも、なんか先の将来に明るいビジョンが見えるなら、食事制限とか他、明るい将来を夢見て頑張るも良し、どう考えても絶望しか無ければ、好きな物食って、少なくとも確実な今を楽しめば良いと思います。期待薄な回復とかに、残りの人生の貴重な時間をボ〜つと費やすより、今出来る範囲のやりたい事に時間を使うべきと思ってます。



 俺はこの一年半で慣れたり、代替え方法を訓練したりして、出来る事は実際、大いに増えました。が、


 逆に限界も見えて、絶対的絶望な事もはっきり分かって来ました。


 ただ、再発すると、自分よりも周りの人、家族に大迷惑がかかるので、もし俺が再発したらどうするか?は具体的に家族と話し合って意見を合わせてます。