この記事の続きです。
先日、ついに合格発表でした。
生徒:「先生!」
私:「〇〇くん、卒業おめでとう。
合格発表、今日だよね。」
生徒:「はい!先生と合格発表を
一緒に見たくてきました!」
私 :「ええ!それは緊張だな〜
でも、〇〇くん受かってるけどね
なんってー」
2人:「あははは」
生徒:「あと、1分。」
私:「10秒前。」
生徒:「3、2、1・・・」(ログイン)
私:「やったー‼️おめでとう‼️」
生徒:「先生、ありがとうございます‼️」
(がっちり握手)
生徒:「本当に今までありがとうございました‼️先生のおかげで、自分にはなかった視点とか考え方とか知ることができて勉強になりました。話をしているのが楽しくてとても貴重な時間だったし、俺の夢が明確になりました。」
私:「ううん、お礼を言うのはこっちの方。私も〇〇くんに負けないように頑張る。今の立場を手放して、自分のやりたいことをやる‼️いつか〇〇くんに会ったときに恥ずかしくないように生きる‼️」
生徒:「先生、俺も負けません‼️
いつか有名になって
また会いましょう‼️」
私:「そうね。楽しみにしてる。」
こうして私は
任務を果たし
次なるステップに進む〜
みたいな妄想をしながら
生徒が美術室の扉を開けるのを待ってました。
でも
来ない
も少ししたら来るかな?
来ない
・・・
どうやら不合格だったようです。
それすら報告に来ない。
不合格バージョンも妄想してたのに。
不合格でも生徒から感謝されて
それぞれの道で頑張っていこー的なやつ。
感謝されたかった
認められたかった
特別な存在だと思いたかった
かっこいい結末にしたかった
何か新しいことはじめる時って
出会った人や目には見えない存在からの承認があるものだと思ってた。
スピリチュアルな体験をしたかった。
恥ずかすうぃー
イタすぎるねー
そもそも誰の為の受験ですかあー?
なんか勘違いしてませんかあー?
合格して感謝されてたら
すんごい気持ちよかったんだろうな。
また味わいたいと思っただろうな。
これがいわゆる
教師たちの言う
"やりがい"ってやつー?
けっ!
あの時、
私の魂が高揚したことは確かなのに
ワクワクして仕方がないくらい
確かにそう感じたのに
ただそう感じたことだけで
すでにスピリチュアルな体験だったのに
思っていた結果ではなかったから
勘違いだったんだと
自分は何者でもなかったと
自分で自分の感覚を否定して
勝手に落ち込んでました。。。
だけどね、
これが意味することが何なのか
どんな結果になろうとも
誰かが否定しようとも
自分が感じたことを信じることが
自分軸を持つということ
地に足をつけるとはこういうこと
それが大事なんだぜ、と
自分で自分を励ましてみた。