君が生きた証 第7章 #30 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 11月のある日、リュウ、ショウ、ヒロト、トモヤの四人が都内の焼肉店でトモヤ引退慰労会を行っていた。



 「改めてトモヤ、21年間の現役生活お疲れ様!」


 トモヤ 「ありがとうリュウ!」


 ショウ 「テレビで引退試合見たけど感動したよ。特にヒロトから現役生活最後の空振り三振を奪ったシーンが最高に良かったな。」


 ヒロト 「おいショウ、その事を本人の前で言うなよな・・・。」


 ショウ 「あっ・・・ごめんヒロト。」


 「そういえばヒロトに聞きたかったんだけどあの時代打で登場したのって自分から志願したのか?」


 ヒロト 「俺は志願してないよ。監督が試合前に俺のところにやってきて両軍のファンがお前とトモヤの最後の対決を観たいと思っているからトモヤが投げる回が来たら誰の打順であろうとお前を代打で出すと言われていたんだ。」


 「そうだったのか・・・・。」


 ショウ 「ちゃんとお客さんのことを考えている監督さんだね。」


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 ショウ 「ところでトモヤはこれからどうすんの?」

 

 トモヤ 「しばらくは解説者と野球評論家をやりながら家族でゆっくり過ごしたいと思ってる。ミオナと智樹には迷惑かけたから海外や国内旅行に連れてやりたいな。」


 「そうだよな。ミオナちゃんと智樹くんはお前が前に選手生命に関わる大怪我を負った時に一番近くで励まし続けていたし、その恩をしっかり返した方がいいと思うぞ。」


 トモヤ 「わかってるよ。」


 ヒロト 「将来的には指導者になりたいって思っているのか?」


 トモヤ 「もちろん思ってるよ。オファーがあるなら12球団どこでも行くよ。まあ一番やりたいのは西武だけどな。」


 ヒロト 「やっぱ誰でも自分が最初に入った球団のコーチはやりたいよな。」


 「ついでにヒロトに聞きたいんだけどお前はあと何年くらい現役を続けるんだ?」


 ヒロト 「俺は最低でも40歳までやりたいと思ってる。そんで40歳を超えてもまだ身体が動けるのなら現役を続けたい。」


 ショウ 「ヒロトは選手生命に関わる大きな怪我をしたことないから40歳を超えてもプレーしそうな気がする。」

 

 トモヤ 「確かに・・・もしかしたら50歳までプレーしているかもしれんな。」


 ヒロト 「さすがの俺でもそれは無理だ!」



 つづく



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