君が生きた証 第6章 #64 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 9月中旬の日曜日、市川第一中学校のグラウンドでは運動会が開催されていた。



 環奈 「みなちゃん、いよいよ次は障害物リレーだね!」


 美波 「う・・・うん。大丈夫かな・・・。私、みんなの足引っ張たりしないかな・・・。」


 優乃 「大丈夫だよ!美波ちゃん!練習通りやれば失敗しないよ!」


 遥 「そうそう!私達も全力で応援してるからね!」


 環奈 「そうだよ!私も一緒だからきっと大丈夫!だから頑張ろうみなちゃん!」


 美波 「ありがとうみんな・・・。私頑張るからね!」


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 「次は環奈が出る障害物リレーだな。」


 「環奈達、優勝出来るといいね!」


 「きっと優勝出来るさ。環奈は毎日トレーニングしてたし。」


 「そうだよね!努力は必ず報われるって言われてるし!」


 保護者席で娘・環奈を応援するリュウとマイ。


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 障害物リレーが始まり、環奈と美波がいるA組リードのまま環奈にタスキが回ってきた。



 先輩女子チームメイトA 「環奈ちゃん、お願い!」


 環奈 「任せてください!」


 タスキを受け取り、スタートする環奈。


 環奈は平均台を楽々クリアし、続いて網くぐりにやってきた。


 環奈 「よいしょ!よいしょ!」


 低身長を生かして楽々と網の中を進んでいく環奈。


 優乃 「環ちゃん、良いペースで進んでるね!」


 遥 「このペースのまま次の人にタスキを渡せたら一位狙えるよ!」


 ハードル越えをクリアした環奈がやってきたのは最後の障害物は飴玉探しである。


 環奈 「フー!フー!」


 息で粉を吹き飛ばす環奈。


 男子A 「フーフーしている環奈ちゃん、超可愛いよな〜♡」


 男子B 「環奈ちゃんのキス顔もあんな感じなのかな〜♡」


 同じチームメイトの応援をそっちのけで環奈の可愛さに骨抜きになっている男子二人組。


 女子A 「ちょっとアンタ達!ちゃんとチームの応援をしなさいよ!」


 男子A・B 「「・・・すいません。」」


 環奈 「先輩!お願いします!」


 先輩男子チームメイトA 「よっしゃ任せろ!」


 環奈は見つけた飴を口に咥えて、次の人にタスキを渡した。


 美波 「環奈ちゃん、お疲れ様!」


 環奈 「ありがとう!みなちゃんも頑張ってね!」


 美波 「うん!」


 その後、美波や他のチームメイトがリードを守り切り、Aチームが障害物リレーで一位になった。


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 昼休憩を挟み、運動会が終盤に突入し、日奈子が出場する男女混合スウェーデンリレーが行われていた。


 男子A 「岡田先輩、頼みます!」


 日奈子 「任せて!」


 後輩男子Aからバトンを受け取り、300mを走り始める第三走者の日奈子。


 弥生「日奈子ー!頑張れー!」


 走る日奈子に声援を送る恋人・蒼弥。


 「やっぱり日奈子は足が速いね〜。」


 「まあ日奈子は小さい頃から足が早くてバスケ部のレギュラーでもあるからな。」


 保護者席から走る日奈子の姿を見ているリュウとマイ。


 日奈子 「先輩!お願いします!」


 女子先輩A 「任せて!」


 一位でバトンをアンカーの女子先輩Aに渡す日奈子。


 遥 「日奈子さん、すごく速かったね・・・。優乃との差もめっちゃ開いてたし。」


 環奈 「お姉ちゃんは小さい頃からバスケやってるから足がものすごく鍛えられてるの。小学校の時の運動会でリレーのアンカーもやったことがあるし。」


 美波 「やっぱり普段から運動している人は体力があるね・・・。私も休みの日は運動しよっと。」


 遥 「それがいいよ。美波ちゃんはスポーツテストでいつもクラスの女の子の中でビリだし。」


 美波 「そう言われると本当凹むな・・。」



 ちなみに今年の運動会は日奈子と蒼弥がいるCチームが優勝したとさ。



 つづく



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 10月7日はキミイキ特別編更新の為、キミイキ第6章はお休みします!