マイガール〜俺に恋を教えてくれた女の子〜 #2 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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 2008年4月7日、この日はリュウ達が通う市川第一中学校の入学式・始業式の日である。


 ショウ 「ねぇ知ってる?今日うちのクラスに転校生が来るらしいよ。」

 通学路を恋人・サユリと手を繋いで歩くショウ。

 サユリ 「ショウちゃん、それ本当なの?」

 ショウ 「うん。昨日の野球部の顧問の先生から聞いたから本当だよ。」

 ヒロト 「その転校生の男か女の子か?」

 同じく恋人・ナナミと手を繋いで歩いているヒロト。

 ショウ 「女の子らしいよ。」

 ナナミ 「女の子なんだ〜。よかったねリュウくん、彼女が出来るかもしれないよ!」

 「なんで俺に振るんだよ!」

 ナナミ 「だってリュウくん、今まで彼女が出来たことないって言ってたじゃん。」

 ヒロト 「そうだよ!お前毎週6回も告白されたり、毎週100通のラブレター貰ったり、バレンタインチョコだって今まで数え切れないほど貰ったり、それに中二の時にジャニーズのオーディションを受けて最終審査まで残る程のイケメンなのに彼女いないなんておかしいぞ!」

 ショウ 「確かに普通だったら彼女いてもおかしくないな・・・。」
 
 サユリ 「確かリュウくんは恋もしたことがないんだよね?」

 「うん。」

 サユリ 「リュウくんは彼女欲しくないの?」

 「そりゃほしいよ。俺、男だし。」
 
 ヒロト 「大丈夫だよ!お前はイケメンなんだから絶対彼女出来るよ!」

 ナナミ 「そうそう!リュウくんなら誰もが美人って認めるほどの美人な彼女が出来ると思う!」

 さりげなくリュウの将来の彼女で妻となるマイとの出会いを予言するナナミ。

 「どうなのかな・・・できるかな?」

 話をしている間に5人は市川第一中学校に到着した。


 トモヤ 「みんなおはよう!」

 玄関でリュウ達と合流したトモヤ。

  「おう!トモヤ!おはよう!」

 ヒロト 「今日も朝から元気そうだな。」

 トモヤ 「まあな。今日も学校が始まる前にランニングしてきたし。」

 ショウ 「朝一ランニングって・・・お前すげーな。」
 
 「そんだけ体力があるならお前は絶対将来メジャーに行けるよ。」

 リュウはそう言いながら下駄箱を開けると・・・。

 ドサササササササッ!

 「うおっ!!」
 
 リュウが下駄箱を開けた瞬間中から大量のラブレターが出てきた。

 トモヤ 「ものすごい数のラブレターだ!」

 ショウ 「出てくる音も今までよりすごかったぞ!」

 ヒロト 「リュウ、お前が一日で貰ったラブレターの記録を更新したんじゃないのか?」

 「ああ・・・」

 一枚一枚ラブレター拾い集めるリュウ。

 「みんな、ラブレターの量が多いから集めるの手伝ってくれる?」

 ヒロト 「わかった。手伝うよ!」

 リュウ宛のラブレターを拾い集めるヒロト達。

 サユリ 「それにしてもリュウくんは本当にモテるね〜。このラブレターは東京から来たやつだよ!」

 ナナミ 「これは埼玉県の女子中学生から来てるよ。」

 ショウ 「やっぱリュウはすげーモテモテだな・・・。まあ非公式ファンクラブもあるくらいだからな・・・。」

 リュウ達はラブレターを拾い集めた後、職員室でラブレターを入れる用の段ボール箱を借りて教室に向かった。



 「さてと先生が来るまでラブレターを送ってくれた子達にお断りのの手紙を書くか。」
 
 ヒロト 「えっ?リュウ、全員分の返信の手紙を書くのかよ!?」

 「当たり前だろ!だって向こうの子達は勇気を出して一生懸命ラブレターを書いて送ってくれたんだから俺は丁寧に謝罪の手紙を書かなきゃ失礼だろ?」

 ショウ 「確かに・・・。」

 ナナミ 「本当にリュウくんは外見だけでなく中身もイケメンだね。」

 サユリ 「うん。本当すごい!」


 ちなみにリュウの娘・環奈も中学生になってから大量のラブレターを貰っており、父親同様一通一通お断りの手紙を書いているそうです。




 つづく




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