A Day in Our Life #190 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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第67話  「宿命の対決!そして8年越しの再会」


三日後、夏の大会三回戦「早稲田実業VS市川総合」が行われる甲子園球場には平日にも関わらず多くの客が訪れていた。


サユリ  「今日は平日だけどお客さんがいっぱい来てるね~。」

ナナミ  「まあ今日の試合はプロ入りが確実と言われているヒロトくん、トモヤくん、松岡くん、木村くんが出るからね。」

リナ  「ところでまいやんがまだ来てないけど・・・・・・」

まいまい  「実は・・・・まいやん、今日ちょっとだけ寝坊したらしくて今大急ぎで甲子園球場に向かってるの。」

ナナミ  「まったく・・・・こんな大事な試合の日に寝坊するなんて・・・しーちゃんはドジなんだから。」

カズミ  「ななみんも人のこと言えないでしょ!」

仲良く女性陣が談笑していると・・・・・・・・・

「はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・・みんな遅れてごめん!」

マイが息切れしながらみんなのもとにやってきた。

ユミ  「まいやん、遅いよ・・・・・・?」

ユミはマイの服を見てちょっと驚いている。

「若月、どうしたの?私の服に何かついてる?」

ユミ  「いや・・・・・まいやんの服が今まで見た服の中で一番かわいいと思って・・・・・」

「本当に!私、この服お気に入りなんだ~♪」

マイは10才の時にリュウを励ました時に着ていた純白のワンピースと赤色のリボンカチューシャを付けていた。

ナナミ・サユリ  「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

ナナミとサユリは無言でマイの服装を見つめている。

「ななみん、さゆりんどうしたの?無言で私の服を見つめて。」

ナナミ・サユリ  「「い・いや!何でもないよ!」」

「そっか!じゃあリュウくん達を応援しよ!」

マイはバックからメガホンを取り出してリュウの応援を始めた。

ナナミ  「やっぱりしーちゃんが10才の時リュウくんを励ました女の子の正体じゃないのかな?」(以下小声)

サユリ  「確かに・・・・特徴も一致してるから可能性は高いね・・・・・・・・。」

実際そうだけどね・・・・・・・・。

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同じ頃、甲子園にある少女が到着した。


レナ  「フゥー。名古屋から甲子園は本当に遠いな・・・・・・。でもこれもゴンちゃんの応援に行くためだからね!」

リュウの初恋の人の松井レナもリュウの応援に来たのだ。

レナはチケットを見せて甲子園球場に入り、市川総合応援団がいる一塁側アルプススタンドの上段の席に座った。

レナ  「甲子園球場は広いな・・・・・あれ?」

レナは自分の席より離れた席に座るマイを見つけた。

レナ  「白石さんもゴンちゃんの応援に来てたんだ。本当にゴンちゃんと白石さんはお似合いのカップルだね。」

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翼  「まいやーん!」

「あっ!ばっさー!来てたんだ!」

翼  「もちろん!ケンの応援に来たの!」

「そうなんだ。でも今日の試合は絶対リュウくん達が勝つからね!」

翼  「何をー!ケン達の早稲田実業が勝つもん!」

みんな  「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

二人のやり取りを無言で見ているみんな。

サユリ  「まいやんと翼ちゃん仲良いね。」

ミオナ  「そうですね・・・・・あれ?今日はみなみは甲子園球場に来てないんですか?」

「みなみちゃんは涼子さんと一緒に市川総合高校で行われてるパブリックビューイングで今日の試合を見てるの。」

ミオナ  「そうですか。みなみもリュウさん達を応援してるんですね。」

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三塁側市川総合ベンチ

「ついにトモヤ達早稲田実業と対決だな!燃えてきたぞ!」

ヒロト  「ああ!この時を俺はどれだけ待ち望んだことか!今日は絶対勝つぞ!」

ショウ  「おう!今日の僕は思いっきり投げていくぞ!」

闘争心剥き出しのリュウ、ショウ、ヒロト。

カズヤ  「あの三人超やる気じゃん。」

ハルト  「ああ・・・・・・・・。」

後輩A  「でも早稲田実業は高校野球No.1チームですよ。勝ってこないですよ・・・・」

「バカ野郎!!!!」

後輩A  「(゜ロ゜;」ビクッ!

「最初から諦めてんじゃねーよ!諦めたら絶対勝てやしないんだ!だから勝てないって言うな!!!!!」

後輩A   「はい!すいません!」

タクヤ  「普段後輩を怒らないリュウが後輩を怒ってるぞ・・・・・・・」

タツヤ  「リュウはめちゃくちゃ燃えてるんだな・・・・」

ミサ  「うん・・・・・。」

その後、みんなは円陣を組み、声出しをしてベンチに戻った。

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一塁側早稲田実業ベンチ

後輩A  「今日も軽くやっつけてやりますか!まあ市川総合で怖いのはプロ入りが確実視される中島さんだけだな!」

ケン  「バカ野郎!!!!!確かに中島も怖いがもっと怖い選手がいる!」

ジュン  「誰だよ?」

ケン  「キャプテンの岡田だ!あいつは投手としても打者としても最強の実力を持ってるからな!」

後輩B  「なるほど・・・・・・・・・」

ケン  「とにかく今日は絶対勝つぞ!」

みんな  「おう!!!!!」

トモヤ  「ケン、燃えてるな。」

ケン  「当たり前だろ。俺は今日の試合に岡田が登板したらホームランを打ってやるよ!お前も市川総合との試合を待ち望んでたんだろ?」

トモヤ  「まあな。中学の卒業式にリュウ、ショウ、ヒロトと交わした約束が叶ったからな。今日はいつも以上に燃えてるぜ!」

ジュン  「二人ともやる気まんまんだな。」

その後、早稲田実業も円陣を終えた。

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9時半、早稲田実業と市川総合の選手達はホームベース前に集合していた。

審判  「ただいまより早稲田実業と市川総合の試合を始めます!一同礼!!!」

選手一同  「お願いします!!!!!」

選手達は帽子を脱いで挨拶をした。


ついに市川総合と早稲田実業の戦いの幕が切って落とされた!!!!!




つづく





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