愛は時空を越えて episode1 | SAKAMICHI46 NOVEL⊿ 〜乃木坂46・櫻坂46・日向坂46小説〜

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ゴーストライターは一切使っておらず、駄文書きですが読んで見てください!
坂道シリーズファンの方の訪問お待ちしてます!

夏休みのある日

美少女  「ここが・・・・2010年の東京か~まだ東京スカイツリーも立ってないんだ。」

キョロキョロと周囲を見ながら歩くセーラー服を着た美少女。

美少女  「まだLINEも開発されてないし・・・・携帯もガラケーだから私の携帯も使えないか・・・・キャッ!!」グキッ!

美少女は転んで右足首を捻挫してしまった。

美少女  「いったーい!捻っちゃった・・・・どうしよ~ここ人通り少いし・・・」

美少女が悩んでいたその時・・・・・

「大丈夫?足を捻ったの?私の手に掴まって。」

美少女に手を差し伸べたのはマイだった。

美少女  「あっ・・・・ありがとうございます。(ママ!)」

美少女はマイの手を握り立ち上がる。

「足大丈夫?」

美少女  「何とか立てますけど・・・歩くと痛いです・・・・」

「そうなの!今すぐ病院に行こう!あなたのお名前は?」

環奈  「私は岡田・・・いや岡本環奈です。15歳です。(本名言ったら怪しまれるから名字を変えないと。)」

本当の名前を言いかけて途中で偽名に変える環奈。

「環奈ちゃんか~可愛い名前だね♪私は白石マイ。よろしくね♪」

環奈  「こちらこそ。(やっぱり私のママだ!)」

頭を下げて高校生時代の自分の母親に挨拶をする環奈。

「じゃあ病院に行こっか。」

環奈  「はい。」


「よかったね。骨に異常はなくて。」

環奈  「はい。でも足は捻挫しましたけど・・」

「環奈ちゃん、お家どこ?私が送ってあげる。」

環奈  「えっ・・・・と(どうしよう。まだ私のお家は出来てないし・・・・パパとママもまだ恋人だから・・・)」

「どうしたの?環奈ちゃん。」

環奈  「実は私、今日の朝に両親と喧嘩して家出してしまったんです・・・・」

「え―!!じゃあどうするの?お家にも帰れないし・・・・」

環奈  「そこは大丈夫です。今日はネットカフェで過ごしますから。」

「ネットカフェで!?ダメだよ!まだ環奈ちゃんは未成年でしょ!危ないよ!」

環奈  「でも・・・・・」

「だったら家に泊まっていけば?」

環奈  「えっ!?いいですよ!助けてくれたのに泊めてもらえるなんて・・・・(パパやおじいちゃんやおばあちゃんやみなみ叔母ちゃんに会ったら大変なことになるし)」

「遠慮しないで!彼の家族は三泊四日の旅行に行ってるから、今日は家にいるのは私と彼だけだよ。」

環奈  「あの~すいません。マイさんの恋人の名前は~?」

「岡田リュウくん。」

環奈  「岡田リュウくんですか・・・・(パパだ!)でもマイさんがOKしてもリュウさんがOKしなかったらダメなんじゃ・・・」

「大丈夫!リュウくんは優しいから。絶対OKしてくれるよ。じゃあリュウくんに電話して聞いてみるね。」

マイはリュウに電話をかけ始めた。

環奈  「やっぱりパパとママは昔から優しかったんだ・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 環奈が4歳の時

環奈  「パパ~だっこ~」

「よーし!環奈行くぞ!ほ~ら高い!高~い!」

環奈  「わーい♪たきゃーい♪」

環奈を抱っこして高い高いするリュウ。


口の周りにべったりアイスクリームをつけてる環奈。

「環奈、口の周りにアイスクリームが付いてるよ。」

環奈  「ほんちょだ!」

「動かないで。ママが拭いてあげるニコニコ

環奈の口を拭くマイ。

「はい。綺麗になった~ラブラブ

環奈の頭を優しく撫でるマイ。

環奈  「ママ~ありやとうドキドキちゅき♪」

・・・・・・チュッ

マイの頬にキスをする環奈。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

環奈  「フフフッ・・・・・・///」

幼少期を思い出して笑顔になる環奈。

「環奈ちゃん。」

環奈  「あっはい!」

「リュウくんからOK出たから市川市に行こう。」

環奈  「はい!でも・・・・私下着とかパジャマ持ってませんよ。」

「大丈夫!私の下着とパジャマ貸してあげるから。ほら行こ♪」

環奈  「はい!」

二人は電車に乗り市川市に向かった。


「ちょっと待っててね。今お茶をいれてくるから。」

環奈  「わかりました。」

マイは自室を出て台所に向かった。

環奈  「へ~ママはパパの部屋で一緒に暮らしてたんだ。あっ!パパとママが初デートの時に撮った写真だ!」

リュウとマイのツーショット写真を見つめている環奈。すると何を思ったのか制服のポケットから写真を取り出す。

環奈  「パパとママから貰った写真と一緒だ♪」

環奈が持っている写真にも同じようにリュウとマイがシンデレラ城の前でピースをしている。

「(ガチャッ!)環奈ちゃん、お待たせ~。」

環奈  「あっ!マイさんおかえりなさい!」

あたふたして自分が持つ写真をポケットに入れる環奈。

「ところで環奈ちゃんは何か部活に入ってるの?」

環奈  「部活はやってないですけど4歳の頃からクラシックバレエ習ってます。」

「バレエ習ってるんだ~体柔らかいんだね。」

環奈  「マイさんは昔ソフトボールやってませんでした?」

「えっ!何で環奈ちゃん、私が昔ソフトボールやってたこと知ってるの!?」

環奈  「い・・・いや!マイさんはソフトボールやってそうなイメージがあるから。」

「そうだね!私よく運動とかやってそうなイメージがあるから・・・・ね!」

環奈  (危なかった・・・・もうすぐでママに私が自分の娘だってバレるところだった。)

「そろそろ野球部の練習が終わるからあと少しでリュウくんが帰ってくるからお昼ご飯の支度をしなくちゃ。」

環奈  「マイさん、私もお手伝いしてもいいですか?」

「いいけど・・・・環奈ちゃん料理出来るの?」

環奈  「大丈夫です!私、母に料理教わったので得意です!」 

「そうなんだ!じゃあ一緒にやろ♪」

環奈  「はい!(ママと一緒にお料理するのは久しぶり♪)」

二人は仲良く料理を作り始めた。


ガチャッ!

「マイちゃん、ただいま!」

「リューウーくーんラブラブ

走ってきたマイを優しく抱き締めるリュウ。

「おかえりラブラブ

「ただいま♪」

・・・・・チュッ

リュウにおかえりのキスをあげるマイ。


環奈  「・・・・・・(パパとママは高校生の時からラブラブなんだ。)」

自分の両親のイチャイチャを見せられる環奈。

「あっ!君が環奈ちゃん?」

環奈  「はい!はじめまして岡田・・・いや岡本環奈です!」

「こちらこそはじめまして!岡田リュウです!よろしくね!」

環奈  「お願いします。(パパも高校生の時からイケメンだ。)」

「リュウくん、お腹すいたでしょ?早くご飯にしよラブラブ

「うん!」

「環奈ちゃんも一緒に食べよ♪」

環奈  「はい!」


つづく

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