サンセット・サンライズ | Inside Story the FINAL

サンセット・サンライズ

 伝説の時代が終わり、動乱の時代が始まる。こんばんは、歴史の証人…になる予定のダガーです(今日はしめやかに)。

 先日、友人の家に良く寄っていた野良猫の[政宗]殿が亡くなりました。
 友人が発見した時にはもう虫の息。八方手を尽くして治療していたようですが(本人曰く、これで駄目だったらまだ諦められる)、先週土曜の夜に亡くなられました。

 本当にあれは凄い猫でした。齢12(推定)をして縄張りを陥落させず、正面は傷だらけ(なお、片目が潰れていたのが政宗という名の由縁だったり)にも拘らず、背に傷がまったく無いという

「あの野郎…まさかリアルで白ひげを見ることになろうとは」

 ある意味ワンピースの白ひげを地で行く生涯でした。


 彼の葬儀に参列するため、政宗と親交の深かった親友と話していたのですが…

「なぁ、俺…不思議と悲しくないんだ。むしろ、あいつのこと羨ましいと思うんだ」
『そうか…奇遇だな、実は俺もそう思ってるんだ。ある意味男の子にとっての夢じゃないか!!おれもあんな感じに死にたいけれど…嫁さん許してくれねぇだろうしなぁ』
「家庭を持った不幸だ。そうしたけりゃ、チーム内で一番長生きしろや」


 葬儀は友人の庭、墓穴を掘りつつ政宗の顔を見ました。なんというか、荒々しい人生に似つかわしくない、眠るような死に顔。まったくもって、つくづく憧れを感じさせる猫生だ。


 さて、葬儀は終りましたが…残る問題が。ワンピースでは白ひげがいなくなって、あちこちで動乱が起こっていますが…彼の家の周りでリアルでそんな事態になっています。
 友人の嫁が証言してくれたことには、どうやら政宗が亡くなって、元なわばりに不穏な空気が漂っているらしいです。

 五匹ほど猫がなわばり奪取に立ち上がっていますが…個人的に応援したい一匹がいたりします。
 彼の名は[虎寅]。読み方は(ことら)。政宗直々に連れてきた後継者らしいです。何しろ孤高のボスだった政宗が、数ヶ月に渡り近くにいることを許した猫です。きっと、自分の命運を悟った政宗が、自分の後を託せる猫を連れてきたのでしょう。

 だかしかし奴は、まだグランドラインに入りたてのルフィ。これからどうなるか予断は許せませんが…

 すまん天国の政宗。少しだけこの状況を楽しんでいる俺がいることを許してくれ。


 ともかく、戦国時代を迎えた友人宅近隣は、暫く騒がしいことになりそうです。