1/11 なんでもない、今日という日に。 | DAG FORCEオフィシャルブログ Powered by Ameba

1/11 なんでもない、今日という日に。

今日で、東日本大震災発生から10ヶ月が経ちました。

ぼくらの生活の中でも、
「震災復興」の文字は、毎日のように目にします。

しかし、具体的にどんな復興を遂げているのか、に
目を向けているでしょうか?

昨日、
被災地で活動を続けている、横浜出身の活動家の遠藤さんと電話で話しました。

遠藤さんは、元々BMXライダーで、
数年前に渋谷のクラブで出会いました。

宮城県の石巻市の沿岸部、特に牡鹿町、女川町を中心に、
瓦礫を撤去したり、商店街を再建したり、ボランティアの受け入れを行ったり
あらゆる面で、復興支援をしている方で、

昨年3月末から4月頭にかけて
DAG FORCE一行で1週間滞在した際も、
現地での活動をコーディネートして下さった方です。

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現状について、や今後の活動について、
仕事や生活について、電話で話したのですが、
現地での生活は、いろいろと不安が多いようです。

とくに遠藤さんが活動している、
牡鹿や女川などの沿岸の町や村と 仙台市、石巻市内地では、
復興のスピードや、その''温度''の格差を感じることがある話していました。


復興が進んでいるところばかりが、TVやNewsでフォーカスされているため、
復興に遅れがある地域では、
『自分たちのことは、忘れられているんじゃないか?』
という不安を拭うことが出来ないようです。


更に、沿岸部の地域では、お年寄りが多いため、
基本的な生活をするための仕事、経済活動に火を着けることが
なかなか難しいと。。

更には、ボランティアやNPOの間でも、
''復興支援あらそい''というような問題も出来ているようです。

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しかし、
どんな問題があろうと、現状を良くして行く為に、
現実を変えて行けるのが人間の強みだと思います。

今日より、明日をより良くしたいと願うこと。
理想を抱くこと、
これが、人間の本性だと思うのです。


被災地で、希望を失わずに頑張っている人、
本能に従って、我が身を省みず、人の為に頑張っている
遠藤さんのようなひとが、
明るい気持ちになれるように、

自分の生活の中で出来る小さいことでも、
自分の頭で考え、行動に移すことが、
大切だとおもい、
このBlogを書いています。

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震災から10ヶ月、、。
それに、意味があるわけではありません。

ただ、この震災から受け取ったメッセージ

命、哀しみ、希望、絆、助け合い、願い、落胆、現実、未来。。。

人によって、それぞれ違うと思いますが、

それらのメッセージを自分の中で見失わない様に、
メモリアルな記憶として、ココロにとどめておくべきだと思いました。


ぼくにとっては、遠藤さんから、被災地の現状を聴くことで、
自分の出来ることは何かと考え、行動することが、それです。


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希望を失いかけつつも、
諦めずに頑張っている人たちの背中を押してあげられるように、

自分は何が出来るのか?
これからも問いかけていこうと思います。




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