山でフリークライミング中に

 

夫を落下事故で亡くしたベッキーは、

 

1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。

 

親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと

 

新たなクライミング計画を立て、

 

現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。

 

2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、

 

地上600メートルの頂上へ到達することに成功。

 

しかし梯子が突然崩れ落ち、

 

2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう。

 

 

 

 

腕を挟まれ動けなくなった

 

実話映画「127時間」の上空版という感じの

 

サバイバルパニック映画。

 

ちょっと高所が苦手な人には

 

クラクラしてしまう映像が辛い作品。

 

梯子が崩れ落ち食料なし連絡網なしの

 

600メートル上空で

 

逃げ場のない状況に追い込まれた女性二人。

 

クライマーだけあって高さへの恐怖心は

 

普通の人よりないものの

 

なす術のない状況が怖い。

 

食料がない。

 

高くて携帯がつながらない。

 

ドローンは電気がない。

 

何もない。

 

救いとしては、

 

この二人が比較的淡々としており

 

パニックに陥らないところ。

 

ところが

 

意外なところで意外な事実が発覚し

 

二人の信頼関係が途切れかかる。

 

正直この場面、

 

もう少しギクシャクしても良かったかなと。

 

加えて

 

幻覚症状の場面も

 

もう少し長くても良かったかなぁと。

 

127時間」に比べて見てしまうのだが、

 

ラストの衝撃とか感動とかは薄い。

 

なんなら

 

もう少し身体的な限界感が

 

現れても良かったような気がする。

 

最後歩けてたし。

 

どうやって下ろしたかも。

 

でもシンプルに面白かった。

 

結構記憶に残る面白さ。

 

 

☆☆☆☆