週末の早朝アマンダは
夫クレイ、息子アーチー、娘のローズと共に
週末を豪華な別荘をレンタルし過ごすことになる。
しかし、到着して早々
サイバー攻撃によって携帯やパソコンが使えなくなる。
海辺に出かけた一家だったが
タンカーが浜辺に乗り上げる事故に遭遇。
さらに別荘のオーナーだというG・Hと名乗る男が、
娘とともにやって来て一夜を共に過ごす。
翌日、
情報を探しにそれぞれ出かけた
クレイは絶叫するスペイン語の女と遭遇するも
そのまま見捨てて戻ってくる。
G.Hは墜落する飛行機を目撃。
世界の崩壊が2つの家族に襲いかかる。
広告業の妻アマンダは少々気が荒い。
大学教授のクレイは温和で良き夫。
息子のアーチーは思春期真っ只中ながら
妹の面倒を見る良きお兄ちゃん。
娘のローズはドラマ「フレンズ」の信仰者で
どーしても最終話を見たくて仕方がない。
そんな家族が唐突に豪華な別荘で
週末を過ごそうとしていたが
家の主人が停電が原因で家に戻ってくる。
しかしその停電は世界の終わり（？）の始まりだった。
それはタンカーの座礁から始まる。
静かな浜辺に乗り上げるタンカーの映像は衝撃的。
この作品は淡々と進行していくのだが、
とにかく映像が面白い。
タンカーではじまり飛行機、
鹿の大群、フラミンゴ、電気自動車などなど
何ともいえない場面が映し出される。
そしてジュリア・ロバーツイライラも素晴らしい😆
さらにイーサン・ホークのおじさん感がいい☺️
訳がわからず世界の終わりに遭遇する家族が
翻弄しながら家族を守ろうとしている姿がいい。
マイハラ・ヘロルドの親子も意味深で良い。
この作品は世界の終わりに直面した家族が
世界とどう向かい
どういう心情で過ごすかという人間ドラマ。
世界の終わりに人間同士がどう接するか！
「ウォーキング・デッド」みたいなもの。
おそらく多くの人は
唐突に終わってしまう結末に
モヤモヤが残るであろうが
娘の願いが叶い日常が取り戻せた感じが
笑えた。🤣
それはそれで幸せな人生なんだろう。
平凡な日常が一番ということに尽きる。
2時間を超える映画だが
飽きることなく楽しめたと思う。
嫌いじゃないよ、こーいう作品。
☆☆☆☆