警視庁捜査一課の宇田川亮太は

 

ガサ入れ逃走したヤクザを追う。

 

そして狙撃されるが

 

たまたま居合わせた同期で

 

公安所属の蘇我和彦に救われる。

 

数日のその蘇我が懲戒解雇となり

 

行方不明となる。

 

蘇我行方を探しつつ

 

二つの殺人事件を捜査をしていた

 

宇多川だったが、

 

いつしか蘇我が容疑者として浮上する。

 

 

 

 

警察の長い肩書きを読むたびに

 

疲れてしまう為に

 

殆ど手にしなかった警察小説。

 

ちょっと読んでみたら

 

非常に読みやすいので読み始めた。

 

面白かった。

 

警視庁捜査一課の宇田川と

 

同期の蘇我との関係性、

 

そして宇田川の教育係である

 

植松とその同期で所轄の土岐の関係。

 

まさに

 

同期というありきたりでありながらも

 

苦楽をともに過ごした仲間の

 

息の合った関係性が

 

読んでいて非常に気持ちが良い。

 

そして

 

この事件で大きく成長する宇田川が

 

読んでいて頼もしく見える。

 

ということで、

 

同期シリーズの「欠落」を即座に購入。

 

再び宇田川の活躍を

 

読み始めている次第である。

 

 

☆☆☆☆