マンハッタンの高級住宅で暮らしていた

 

元モデルのジェイドは

 

デザイナーとして再起を図っていた。

 

そんな最中、

 

スポンサーでもある夫ニックから

 

離婚を突きつけられる。

 

事実を受けいられないジェイドが

 

自宅に戻ると、

 

前妻のマリアが

 

自宅の半分は自分の所有権であると

 

家に居座ってしまう。

 

噛み合わない生活の始まる中、

 

会社の資金が危機的状況に陥り

 

自宅の売却を決断するが、

 

マリアは頑なに反対する。

 

 

 

 

捨てられた者同士でありながら

 

性格が噛み合わない二人の

 

不可思議な生活を描いた作品。

 

女でないので

 

なかなか理解できない範疇だが

 

まぁまぁわからなくはない世界観。

 

とはいうものの

 

男ではありえないかな。

 

さほど魅力的な夫とは思えないが

 

この二人の女性はとても魅力的で

 

釣り合わない感じはしてしまう。

 

正直なところ

 

この二人が理解できる雰囲気は

 

見る限り無理があったようにも思える。

 

ジェイドがこの境地にたどり着くには

 

そう簡単ではないような感じ。

 

それ以上に自分の父親を奪った女を

 

娘が受け入れるか!という方が

 

かなり難しいのではと感じてしまう。

 

加えて最後の展開はどーでしょう。

 

この夫が何を考えているかが謎。

 

好き勝手すぎる上に

 

寄りを戻そうとするにはどーかと。

 

できれば寄りを戻す条件ではなく、

 

はっきり〝NO〟と言って欲しかった気がする。

 

面白くないわけではないけれど

 

ハッピーエンドというわけでもなく

 

若干モヤモヤが残る作品でした。

 

女性から見ればどーかは分かりませんが。

 

 

☆☆☆

 

ニューヨーク 最高の訳あり物件