4日目:病院へ | 猫のケガ検証

4日目:病院へ

最初の先生の世話になる。
やはり洗浄とデブリードのみ。

さて
デブリード
壊死した組織を除去する、みたいな感じ。

あ、その前に自宅でも前日必死に洗浄する。
ここでいう必死とは、単に傷に不慣れなためビビって緊張、という意味。


この日、先生が「ケータイで写真を撮っていいですか?今後の経過をみたいので」と言われた。


そんなこと思いつかなかった。
はっきり言って生きるか死ぬかぐらいで、この数日を送ってきた。
かわいい日常はもちろん、傷の写真なんて全然意味ない、と考えていた。

さっそく快諾、というか自分のケータイにも。

$猫のケガ検証
随分キレイに余分な皮なんかをとってもらうとこんな感じだ。
これはかなりキレイになったほうで。

今になったら分かるんだけど、生き物の内側の色がどうだ、なんて考えたことはなかった。
だからこの映像の違和感には、このとき全然わからなかった。
先生も当初、(なんだ、この白い色は?これは何だ)と不思議に思ったと言っていた。
本来、こんな色なんてあり得ない。

多分、猫は
当初想像した交通事故なんかとは考えられない。
多分、性格の穏やかさが取り柄の猫だったはず。もしかしたら飼われていたかもしれない。
で、どこかの猫に噛まれた。
猫の皮は独特で人間とは少し違う。
独立ブヨブヨな感じ。
だから、傷自体もわりと小さい穴だった可能性は大きいと思う。
でも、野良猫に噛まれた傷はバイ菌いっぱい。
もちろん普通の野良猫だったなら、問題なく乗りこえられる範囲だったかもしれない。
が、
猫は中途半端に小さく、穏やかで要領が悪く、きっと長い日数を水や食べものを確保できずにきたと思う。
体力不足。貯金ゼロの猫だったのだ。
で、皮の下ではバイ菌が膿んで、かと言ってほとんど皮でふさがっていて、どうにもならない、て感じだったに違いない。


ゆっくりゆっくり弱っていって、弱ることで栄養ゲットの可能性もなくなって、それで体力が更に落ちて、で悪化して…。
 そんな感じではないだろうか?

で、この傷。
これは何だ?という論点なんだけど。
ぐちゃぐちゃになった傷には、壊死した組織はもちろん、案外バカにならないのが毛だったと思う。
中に中に毛が絡まり、その上が乾燥し傷をふさいで、だから中ではドンドン化膿していった…。
 そんな感じだと想像する。

今日は、この傷…一旦開放してみよう、という流れになった。
ふさぐことのデメリットを、とも懸念から。
初のエリザベスデビューである。

 以後、我が家の猫殿は、それまで素直で必ずお返事できる優しい猫だったのに、機嫌を害し、呼んでも返事はしない、挨拶もしない、すっかり無口猫になってしまった。
 
 実はたったこの数日ではあったが、頻繁に包帯を交換(洗浄してガーゼかえる)していた。
 猫にとっても大変な苦痛だったはずだが、それでもここまで機嫌を悪くすることはなかった。

 完全に人格激変で参った。