突如現れた一人のキャスト、彼はこう言った。
『オジョウチャンカワイーネー、アイドルニナッテミナイ?』
『アイドル』と聞いた瞬間にボク達の思考に麻酔が掛かったようだった・・・・
今思えば・・・・全てが怪しい、あの頃のボク達は『疑う』という選択肢を鋭利なナイフでそぎ落とされていた。
『アイドルニナッテミナイ?』という鋭利なナイフで・・・・
そのキャストは、面接をするということでパルムの喫茶店で一人一人に話をした。
おそらくボクが聞いた話と二人が聞いた話は同じ内容だったと思う。
キャストは話の最後にこう言った。
『3ニンノナカデ、ヒョットシタラアイドルニナレナイコガイルカモシレナイ・・・ソレデモオーディションウケル?』
ボクは二つ返事でYESと答えた。
ボクが一番に声を掛けられたので、若干の自惚れはあったのだろう。
そしてそのキャストが全員に話を終えると事務所で活動方針、その他細かい話をしたいと言い出した。
ボクは『3人で一緒にアイドルになれることもあるかな?』とたずねた。
キャストは、不敵な笑みを浮かべて『ンー、マダワカラナイケド・・・キミタチハ3ニンソロッテタホウガイイカモネ』といった。
そしてこう言った。
『3ニンデ・・・ユニット、コレデイコウ!』
キャストはポンと手を打ち、いかにも何かひらめいたといったそぶりを見せ私達の手を引っ張り『事務所』に連れて行った。
『3ニンノナカデ、ヒョットシタラアイドルニナレナイコガイルカモシレナイ・・・ソレデモオーディションウケル?』
YESと答えてしまった罪悪感があったが、その言葉にすっかり騙されて安心してしまった。
あとは、ボク達が救出されるまでキャストの言う『アイドルの仕事』を強制させらていました。
思い出しただけでも、気が狂いそうです・・・
もしボク達みたいな被害者が他にもいるのなら勇気を出して証言台に立ってください。
この悲惨な事件で、いなくなってしまった友達の為にもお願いします。
被害者少女D(仮名)のメッセージ
こんなあそびかたしてます。w
