
鹿児島陸運支局の検査レーン前
まぁ・・・その・・・ぶっちゃけ簡単ですよ、はい。
ただしノーマル車や適合品を使ってる車種は。
私のように古くハンドル交換や社外マフラー、自己流メンテでは少し(?)めんどかったですが。
では順に行きます。
まず検査前にネットから陸運局に予約をします。
*予約HPはこちら
準備する物
書類
1.自動車検査表
2.継続検査申請書
3.自動車車検証
4.自動車重量税納付書
5.自賠責保険証明書 (旧・新) バイク屋で加入・24ヶ月 14,110円
6.定期点検整備記録簿
7.納税証明
(1,2,4,6は現地購入 60円)
印紙 (現地購入)
検査手数料印紙 1,300円
検査手数料証紙 400円
自動車重量税印紙 5,000円
書類の6.定期点検整備記録簿ですが現地購入の書類についてきますが
ネットから雛形をダウンロードして先に作成して行きました。

記入は窓口に見本があるので5分程度で完了、提出したのち検査場でいよいよチェックです。
鹿児島運輸支局の場合、継続は左から2番目のレーンを使います。

バイク用レーン前 バイクの検査レーン
待機時にライト、ウインカー、ホーンのチェック。
更に係員がハンマーであちこちコンコン叩いて問題ないか調べます。
この時ハンドルを変更してたため車幅が変わり構造変更も同時にする事になりました。
次に速度計、ブレーキ、ライトの光軸テストです。
この時係員に「初めてです」と言ったのですが「あそこまで進んで表示板の通りしてください」
と言われただけで全部一人でやることに。
やや戸惑いながらもすべて終わりましたがやはりライトの光軸がダメ。
再検査が必要になりました。
普通の継続車検だけなら光軸を直して再検査して終わりですが
今回は構造変更が出たため左隣のレーンにて再度計測です。
他にも車が数台居たため待つこと30分、車幅や高さ、重量を測ります。
ここでマフラーの音量テストが有ったのですがバッフルで対策しているにも
関わらず規定値99db以下にならず100dbで不合格。
さ~て困ったぞ。
*音量テストは最大出力回転数の50%、ZX-10の場合は5000rpmでテスト。

近接音量テスト風景 アカ文字で100db、不合格www
とりあえず近くの民間工場で光軸を調整するついでに対策しようと一度検査場を出て近所を探します。
ちょっと離れた所にあった工場に入って光軸調整をお願いしたついでに
バッフルにグラスウールを巻いてもらうことに。
ライトだけだったら1,500円ですがグラスウール代が更に+1,500円www

民間工場での光軸調整 バッフルにグラスウール
再度検査場でレーンに乗りライトは簡単にクリア出来ました。
が、マフラーはなぜかさっきより大きくなり106db (゚∀゚) エッ?
係員に古いバイクでパーツも少ないしなんとかおねがいって言っても
あっさり「ダメです」の一言。やっぱ融通きかんなぁ・・・。
聞くと4時までに3回までは受けれるとの事。
あ、3時20分やんか!しかもチャンスはあと1回!!! マジでヤバいで~。
3回を超えると更に料金がかかるそうで慌てて対策を考えます。
要するに音が小さくなりゃええんやろ!
ってことでバッグに入れていた雑巾を無理やりサイレンサーに詰める事に。
ここでハサミを忘れて来たのですが小さいナイフが有ったのでバッフルに
合わせてビリビリと切り巻きつけました。
取り付け時、なぜかマフラーがヌルヌルすると思ったら・・・ナイフで薬指を
ぱっくり切ってて血がたーたー!!!
焦ってたので痛みに気が付かなかったっす。

バッフル雑巾巻き仕様
この状態でエンジンを掛けたところ確かに小さくなってる(ような気が・・・)。
あとはもう運やな・・・と思いつつラストチャンスの検査。
へへへ、94dbで合格です。
ほんまにギリギリやったで~ (;´∀`)
検査終了のハンコを貰うのですが構造変更のため更に300円の証紙が必要との事。
購入後、書類を返してもらい窓口に提出すると更に更に構造変更用紙が必要で
購入して必要欄を記入します。(用紙代20円)
待つこと約10分、新しい車検証とナンバー用ステッカーを受け取り終了。
マジでめっちゃ疲れましたわ、はぁ~。

新しい車検証とステッカー
今回は色々有ったため1時~4時過ぎまでかかりましたがド・ノーマル、
構造変更なし、車検適合パーツのみだったら1時間程度で完了してたと思います。
てか、今回ここまでトラブったのは爆音マフラーのため、よい子はこんなモン
使ってないから心配ないと思います。
とにかくこれでまた2年は遊べるぞ (^O^)v
今回の総費用 ¥24,190 安かった!!!
※雑巾巻きバッフルじゃ不安だったので検査終了後、場内で速攻で
バッフルごと外して「気持ちいい音」させながら帰って来ました (;´∀`)