またまたお久しぶりです。
実は先々週から日本へ一時帰国して
初の一時帰国を満喫後
一昨日、泣く泣く韓国に入国しました 
日本にもう少しいたかった...
日本に滞在中、
やっと日本から韓国への観光ビザの発行が再開し
観光ビザ申請のため韓国大使館に大行列ができたそうで...ニュースで連日話題になってて驚きました
TwitterなどのSNSでは渡韓に向けて航空会社やPCR検査についての情報が飛び交っててちょっとした祭りでした
6月から変更になった事項もあるせいか、
中には誤情報や憶測情報もあったり...
そこで今回は最新ホヤホヤ(死語)
実際に私が一昨日韓国に入国した時のことを書きたいと思います
今回も例外なく長文になってしまいました...
お時間のある方、お付き合いくださいませ
韓国旅行を心待ちにされている方、日本への一時帰国を予定されている方の参考になれば嬉しいです
出入国の条件などは変更になる可能性がありますので、渡航される際に政府HP等で最新情報のご確認をお願いします
【韓国入国に必要なもの】
① 有効なビザ
② 有効なパスポート
③ 航空券(e-ticketなど)
④ 48時間以内に検査をした陰性証明書
⑤ Q-CODE登録
私は有効な結婚移民ビザ(F-6)所持者なので、①は航空会社チェックインカウンターと韓国到着後の入国審査窓口で外国人登録カードを提示するだけでOKでした
2022年4月1日以降、韓国出国時の再入国許可申請は不要になっているので一時帰国時はなにも手続きすることなく、韓国再入国時に有効なビザを提示するだけ
観光ビザで入国の場合は、韓国大使館にビザ申請をする必要があります 💦
これが最大の関門ですね...、、、
事前に航空券を購入して、ビザ申請時にe チケットを提出する必要があるのと、審査に時間がかかるので、現段階では急に空いた時間にソウルまでひとっ飛び〜って感じの弾丸韓国旅行は無理そうです
大使館への申請方法などについてはお住いの管轄の在日本大韓民国大使館/領事館のホームページをご確認くださいね
※お住いの地域により申請できる大使館/領事館が異なりますのでご注意ください
④の陰性証明書ですが、入国する国によって求められる検査方法、検査時間や内容、必須記載事項が異なります。
韓国の場合、
陰性証明書は韓国語か英語で記載されたもののみOKで、日本語の陰性証明書しかない場合は①翻訳請負会社などに翻訳依頼して翻訳証明書と翻訳した陰性証明書を提出、もしくは②個人で韓国語に翻訳し、公証人事務所か韓国大使館で承認してもらう必要があります
海外渡航用の陰性証明書が発行可能な機関のほとんどが日英併記のものを発行しているので、海外渡航用陰性証明書を発行してくれる機関を探すのが一番手っ取り早いです
また、陰性証明書は出発の48時間前以内に検査したPCR検査の陰性証明書もしくは、出発の24時間前以内に検査したRAT検査の陰性証明書が必要です。
RAT検査のほうが検査料金も安いと聞いたのですが、私の生活圏内にはRAT検査+渡韓用陰性証明書発行ができる検査機関がなかったので、1月の渡韓時と同じくPCR検査にすることに。
で、PCR検査...検査代も検査機関によって料金差が大きいんですが、渡航用の陰性証明書の発行料金もまちまち。
日本に住民票のある方はPCR検査が無料で受けられる地域もあるようです(海外渡航用陰性証明書発行は別費用)
残念ながら私は海外転出済みなのでPCR検査費用は自腹です
前回1月の出国にむけPCR検査を受けた時(住民票が日本にあった時)は無料化の政策がなかったので
検査+証明書発行の料金をできるだけ安くおさえたいと思って色々調べたんですが、
注意しなきゃいけないのが
韓国政府が定める陰性証明書の
必須記載事項の存在
韓国政府指定 陰性証明書必須記載事項
・氏名(パスポートの記載名同一)
・検査名
・検査結果(陰性のみ有効)
・発行日付
・生年月日(パスポート番号、またはIDカード番号も可)
・検査日付
・発行機関の職印または署名
こちらの必須記載事項を含む、渡韓についての詳細は韓国大使館(領事部)のホームページに案内があります‼️→こちら
例えば、検査費用2,500円+パスポート番号追加陰性証明書1,000円と格安
の木下グループの陰性証明書は5月下旬からようやくパスポート番号の追加記載ができるようになったのですが、どういう訳か発行日付の記載がないし、職印も署名もないので残念ながら依然韓国政府の条件を満たしていません。
※ただし、[ 発行機関の職印または署名 ] については韓国大使館のほかの資料(韓国語、英語)をみると発行機関名としか記載されていないので必須ではないと思われます。公式案内文書が統一されていないって本当にあり得ない...
発行日付有無についても、一部の領事館では検査結果メール受信日時を別途資料として提示出来ればOKと案内されているようで...
そーゆーとこちゃんと統一してくれないから混乱するんですよね...
格安で魅力的なんだけど、
韓国大使館公式サイト案内をみる限りでは必須記載事項抜けがあるから韓国渡航には使えないんです...
韓国本国の政府機関に木下グループ陰性証明での入国可否を問い合わせてNG回答を得たという情報もありました
Twitterとかで木下グループのものでOKだったという報告もあるけど、上記のようにNGなので航空会社チェックインカウンターで搭乗拒否されたり、韓国入国後に強制送還になる可能性もあります...
実際、航空会社に問い合わせたところ以下の通り
それでも安いから、大丈夫だった人もいるから〜って
必須項目漏れがあると認識しているにも関わらず
しれっと格安陰性証明で渡韓しちゃおうってのはちょっとモラルないというか、違うかと...
わからなくもないけどね、、、そこは大人の行動を♡
同じく、
個人的にえ!?っと思ったのは
病院や検査施設で発行された陰性証明書を加工して使用している方がいるってこと。
もしかすると、渡航する国によって手書き等の本人追記が許可されているのかもしれませんが、、、
常識で考えれば、例え誕生日やパスポート番号など偽りのない情報を書き加えただけであったとしても、書き加えた時点で検査機関が発行した証明書ではなくなるし、偽造行為になります...
少なくとも韓国じゃアウトなのでご注意を..
私がチェックインカウンターの列に並んでいた際、カウンターでチェックインをしていた方が陰性証明書を持っていないどころか、PCR検査をしていないということで...
検査免除対象者でもなかったようなので、スタッフの方が空港内のPCR検査場を案内されていました
ちなみにググってみたら、23,000円...
この情勢で海外に行くからには
渡航する相手国の求める条件をきちんと満たして行くのが最低限のルールだし、
行くからにはきちんと渡航する相手国の出している情報を把握すべき
自国を出るなら、自国代表として振る舞うくらいの配慮と意識が必要だと思います...
(先のPCR検査をしていなかった方は韓国籍の方のようでしたが...)
政府の方針も感染状況などによって変更されるので
TwitterなどのSNS情報を鵜呑みにするのではなく、大使館ホームページなどで正確な情報をこまめによ〜く確認する必要があります
ちなみに私は1月同様、こちらを利用しました
検査料5,500円+渡航用陰性証明書2,000円で良心的な価格です
今回は浜松町まで行ってきましたが、大門駅からすぐのところでわかりやすかったです
陰性証明書は検査翌日の15:00くらいには届きました
ということで...
検査機関よっては韓国政府の定める記載事項が不足している陰性証明書の場合もあるので要注意です
さてさて、、、
今回私もお初だったのが⑤の Q-CODE という韓国政府の検疫情報事前入力システム
ホームページのトップ画面の丸いところ(시작하기▶)をクリックして、表示される各項目を入力後、接種証明書やPCR陰性証明書をアップロードしておけばOK
私は一時帰国前に3回目の接種を韓国で済ませ、日本での接種記録も韓国の保健所で登録して貰っているので、接種証明書の画像アップロードは必要なく、外国人登録番号を入力するだけでOKでした
このシステム、すごく便利でした
1月の入国時はアプリの登録など諸々説明があって待ち時間も長く、飛行機到着から1.5時間くらい拘束されました
が、今回はほぼ待機列もなく、係員さんのところでQRコードをピッとかざすだけ
LCCだったので空港内をやたら歩いて30分程度でスーツケースを受け取ることが出来ました
アシアナや大韓などの韓国大手航空会社なら空港内移動も短くもっと早く外に出られるのかも
ちなみに機内ではいつもの黄色い税関の用紙と、入国カードを書くだけでした
周囲ガラガラなのにスーツケースが次々出てきてなかなかシュールでした...
事前にQ-CODEを登録していなかった方々は列に並ばされていたので、事前登録をオススメします
で、今回無事に仁川空港から入国できたのですが
入国したら韓国満喫ーっってわけじゃないんです
入国後に待ち受けるPCR検査
6/4現在、韓国入国後は3日以内に再度PCR検査をする必要があります。
仁川空港で大邱行きの高速バスを待っている間、大邱の某保健所から電話があって3日以内にPCR検査をするようにと連絡があったのですが、
どういうわけか保健所ではなく一般病院でしか出来ないと言われました
これ、保健所の方の間違いなんです。
電話と同タイミングで保健所から保健所に来るようにってカトクが来ていたし、F-6ビザ所持者は長期滞在外国人なので保健所で無料PCR検査ができるんです
電話口の方にはナムピョンに電話で説明して欲しいと伝え、ナムピョン側から長期滞在外国人は保健所でのPCR検査であることを確認してもらいました
電話をしてきた保健所の方はバイトなのかなー?
あまりにいい加減すぎる...
鵜呑みにしてたら危うく自腹(有料)でPCR検査をするとこでした...。
で、観光ビザで入国の場合はというと...
自己負担で入国後3日以内にPCR検査が必要です。さらに日本帰国時も出国前72時間以内のPCR陰性証明書が必要になります。
仁川空港内にあるCOVID-19テストセンターで検査をした場合、お値段はこちら
【仁川空港到着時】※入国3日以内に検査必須
いずれにせよ、PCR検査は必須なので入国後3日以内の検査と帰国前72時間以内の検査を1回で済ますような日程の組み方を考えるか、PCR検査費用とスケジュールを別途確保しておく必要があります...
私は入国翌日の昨日、大邱の保健所でPCR検査を受けて
今日午前中に無事陰性の連絡を受けました
なので早速? 戻って来たお祝いにこれ
陰性確認もできたので、今日からまた韓国生活に復帰します〜
多文化支援センター企画で新しいことにチャレンジするので楽しみです
おまけ
仁川空港 ↔ 大邱 への移動手段
1月の入国時は全ての入国者が隔離対象だったため、地方への移動は指定されたKTX車両に乗る必要がありました。
15kgの荷物を背負い、25kgのスーツケース(←重すぎてタイヤが動かない)を引きずっての移動はめちゃくちゃ大変でした...
東大邱駅のホームでは隔離者を引率する係員が階段を案内していたし...(幸いナムピョンがホームまで迎えに来てくれていて、ナムピョンの機転で私たちと後続の方はエレベーター利用が許可されました)
なので今回は行きも帰りもリムジンバスを利用しました。
行きは9時台のフライトだったので、朝4:00頃出発のバスに乗って、途中トイレ休憩をはさんで8時頃に仁川空港に到着。4時間の移動でしたが、車内で寝ていたのであっという間に到着
仁川空港から大邱方面は、国際線到着フロアから外に出て(10番出口が便利)目の前にバス乗り場があります
さらにおまけ(忘備録)
一時帰国にかかった費用
[ 韓国→日本 ]
①PCR検査+日本政府指定フォーマット陰性証明書発行 : ₩ 98,000
②東大邱→仁川空港 リムジンバス利用 :₩ 37,600
③仁川空港→成田空港 Jin Air利用 :￥ 25,720
※預け荷物15kg(変更なし)
④成田空港→自宅最寄駅 :￥1,450
[ 日本→韓国 ]
⑤PCR検査+海外渡航用陰性証明書発行 : 7,500円
⑥自宅最寄駅→成田空港 (スカイライナー利用): ￥2,970
⑦成田空港→仁川空港 t'way利用 : ￥19,360
※預け荷物25kg(+10kg変更価格含む)
⑧仁川空港→東大邱 リムジンバス利用: ₩37,600
現状フライトも本数が限られている上に、仁川空港利用になってしまうため、フライトスケジュール調整も難しいし、やはり体力的にも経済的にも負担が大きかったです
早くコロナ前のように大邱直行便が再航してくれたらいいのになぁ...
ということで〜
最新ホヤホヤ(死語)の韓国入国レポでした
あんにょ〜ん