晩婚化


世の中全体で婚期が遅くなっている。
そういう世の中なんだニヤニヤ


高齢出産


晩婚化に伴い出産年齢も遅くなっていて
年齢が高くなるにつれリスクは上がるものの、近年の医療技術の発達に妊娠出産の可能性をかける選択肢があるんだキラキラ



これらの言葉にほんの少しでも勇気づけられ、胸をなでおろした人間はどれ位いるのだろう。


30過ぎても未婚でいる人間は
今の世の中ありふれていている。


いずれ結婚したい。

けれど

今はまだ仕事を続けていたい。
慎重に結婚相手を選びたい。

そして

自分の子供が欲しい。
妊娠、出産を決して諦めたくない。



晩婚化と高齢出産というコトバを聞いて

まだ大丈夫と思っていた節もあった。
まだ大丈夫と言い聞かせていた節もあった。



気付けばあっという間に30代を駆け抜け、

改めて晩婚化と高齢出産いうコトバと向かいあった時に、ショックを受けた。


晩婚化、晩婚化と言われる世の中だが、

男女ともに

平均初婚年齢は31歳真顔




31なんて全然晩婚じゃねーし!

アラサーが晩婚なら
アラフォーは何婚なのよ...




高齢出産の高齢とは何歳からを指すのか?

定義としては

35歳からが高齢出産真顔



35なんて全然高齢じゃねーし!

30代半ばが高齢なら
40代はもはや屍か...
どうやら50代の出産は超高齢出産と呼ぶらしい。



晩婚も高齢出産も、

それぞれの「適齢」期に対して遅くなったからあのような呼び方をされているんだろうけれど、

どうも「晩」や「高齢」というコトバは
「適齢」期に対してではなく「人生」に掛けた印象を強く持ってしまう。

女性が社会進出し、医療技術が進歩し、平均寿命が男性80歳、女性87歳(2017年統計)のこの現代。

晩婚って言葉も高齢出産って言葉も
全くもってしっくりこないのだ真顔



「晩」のもつ印象は終盤を連想させ、その漢字力はハンパない。


晩婚なんて言葉を使わず、単に「平均婚期が延びた」でいいじゃないか。

なんなら「延婚」とか「遅婚」とか「後婚」のほうがしっくりくる。

晩年、は亡くなる前の数年間を指すし、
「晩」の漢字力は必要以上にパンチがあるのだ。




高齢ね。

妊娠出産を望む35歳以上の女性からすると、この高齢出産という響きはいただけない。

生物学的に妊娠出産のリスクが高くなってきているのは理解する。
自分自身にも子供にも大きなリスクや不安がつきまとうし、パートナーやその家族、周囲の友人にも若くない自分を申し訳なく思ってしまう。

その年齢でまだ妊娠出産を望むの?
あなた、高齢よ、高齢出産する気なの?
高齢になるまで生まずに何していたの?

そんなふうに世間から白い目で見られ
妊娠出産を歓迎されていないように感じてしまう。

「高齢」という言葉はやめて欲しい。

極端な言い方をすれば言葉のDVであり、セクハラやマタハラの部類にすら感じる。

鏡の前でお肌のシミしわ、たるみに凹まさられ、増える白髪を見る度に大きなため息をつく。
自身の加齢は自分自身で日々痛感しているのに、止めを指すかのように、高齢出産と分類されてしまう。

高齢なんて言葉を使わず、「ハイリスク出産」「中年出産」のほうがまだ受け入れられる。



晩婚、高齢出産というコトバが他のコトバにかわったとしても、

私が世間一般の平均初婚年齢や出産適齢期をとっくにオーバーしていることに変わりない。

それでも、世間からある種のレッテルを貼られたような惨めさを感じることは無くなるはずだ。(たぶん)


結婚したい。
健康な自分の子供を持ちたい。


アラフォーだって夢みていじゃないか。
希望を抱いていいじゃないか。

アラフォーだからこそ、できることがきっとあるはずだ。


焦りを感じるものの、
着実にそれを現実化できるよう

前を向いて己の人生を歩むのだ。

アラフォーに幸あれ!! 真顔



あんにょーんバイバイ