今週も月曜日ですが読了本を
本条力は友人の遼と四万十川で小舟に乗っていた
遼の掛け声で網を引き上げる
その中にはテナガエビが居て感動した
それを素揚げにして母の早苗とと共に食べる力
美味しかった
四万十川の観光船で漁師の遼を紹介していた
力はこの周辺に来てから遼に初めてのことを沢山教わった
10歳の力は夏休みが終わったら東京に帰ると遼には言っていた
早苗は多和田屋で働いていた
1階がお土産屋で2階が食堂になっていて昼時で夏休みになると団体客も来て大忙しだった
1時半を過ぎると客は引き仲の良い聖子と片付けながら話をする
力の事を聞いてきて遼と遊んでいると答えると力くんが逞しくなったと聖子が言った
ある日最後の団体客が引くと「女優さん、ここの席はすぐに片付くか?」と声がして振り返ると近くに住む板金屋の社長と従業員だった
早苗が返事をすると近くに居た団体客が振り返った
早苗は慌てて顔を伏せて厨房へと行った
以前に聖子が東京で女優をしていたと他愛なく言ってしまったためだった
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旦那の関係でマスコミに追われる立場となり各地を転々とするようになった母子
隠れるように住んでいるが各地で色々と親切にしてくれる
そんな人間ドラマを含んだ話し
約450ページの作品
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