町田というと近年の都市化が激しく進行している地域ですが、それでも街の北西部の丘陵地帯などはまだまだ武蔵野の面影も濃く残っていて自然林なども沢山あります。そんな丘陵の高台にあるのがこの「野津田神社」。規模こそ”鎮守の村社”風ではありますが相当に歴史が古いらしく、鎮座しているワンコたちも江戸時代のものでした。





 この狛犬さん、モデルにしたのは子犬だったのではないでしょうか、とにかくやたらと愛らしく可愛いのです。オマケに真紅の涎掛けなど新調されちゃってその可愛さますます倍増でした。


生息地:東京都町田市 野津田町 2317


野津田神社の狛犬の感想
●狛犬としての仕事ぶり度 (幼犬には荷が重い!)
●狛犬としての個性度   ★★★(小犬というのは珍しいでしょ)
●癒され指数       (ジイジはこういうのに一番弱い!)
●思わず笑っちゃう度   (こどもですからネェ・・・)

●奉納日 台座には「文久壬戌歳」と刻んであるのでこれは十二支でいうところの「11」を意味していますので文久11年と解釈するのでしょうか。しかし、文久年間って三年間しかなかったので、文久11年では矛盾します。どなたか解読法をご存じの方、ご教授下さいませ。それにしても、江戸時代、八月になると「秋」という認識だったんですね。
●作者名 ーーー(不明)
●撮影機材 ライカM4(小西六ヘキサー50/3.5)