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木工房 Cedar Creek 



トランスアコースティック(TA)ギター


ヤマハが開発したアコースティックギターで、アンプやエフェクターを使わずにギター本体だけでエフェクトをかけることができます

アンプやエフェクター、スピーカーを繋ぐことなく、ギター本体だけでリバーブ、コーラスのエフェクトをかけた演奏ができる、ヤマハ独自の『TransAcoustic™』技術を搭載したギター

と定義されています


したがって後付けの振動ピックアップを付けたギターはトランスアコースティックギターとは呼べないですが、同じような効果を経験できるものとなります


まずはYAMAHAの元祖
トランスアコースティックギター
を見てみましょう




ヤマハのTAギター(第1世代)
ラインアップの一部




トランスアコースティックギターは更に進化パワーアップしておりますびっくり


ヤマハのTAギター(第2世代)

アクチュエーター(共鳴装置)が2つになりルーパーなど新機能が追加されました。サイドバックはマホガニー単板



他にもTAギターと同じような機能を搭載した

スマートギターと呼ばれるギターが各社から発売されています



エンヤお馴染みのカーボンギター

30Wのスピーカー付き
ループ機能やドラムや30種以上のエフェクト搭載の木のギター


色々面白そうなギターがありますよね〜ニコニコ




さて今回は〜



Takamine T-G2 TBA
ダブル Os1 振動(共振)ピックアップ
をインストールしてみました




どんなものかというと





梱包の内容物




TAと同じようにギターの裏板に小さなスピーカーを取り付けてギター本体を共振させてエフェクト効果を与える装置。どんなギターにも後付けできます。こちらはマイクとピエゾピックアップで音を拾って共鳴させるので、ナイロン弦のギターでも使えます。詳しくは商品説明から



取り付け作業


説明書に開口部の図があったので、その通りベニヤ板に写してテンプレートを作り


ピックアップがギターの面にピッタリ沿うところを探って位置決めしてテンプレートを貼り付ける




テンプレートの通り実際穴を開けてみる





しかし


この説明図は実寸ではなくイメージ図だったので、フリーハンドで大まかに穴を拡大する


上に被せるカバーで隠せるから歪んでもOK❗️



コントロール部の軸とtype-c充電部がかろうじて出たところ



もう少し穴を拡大してダイヤル部分を取り付けました


ギターとピックアップを締め付けて固定するにはU字型ドライバーが必要です


マイナスドライバーなどでもできますが、かなり苦労します


作業中は気が付きませんでしたが、持っているドライバーセットの中にU字のドライバービットがあったのを後で思い出しました😮‍💨

1本持っていると便利







レゾナンススピーカーと呼ばれる小型のスピーカーを振動装置として裏板に貼り付けて本体と接続する


(このダブルOs1のレゾナンススピーカーは結構小型でちゃちい感じでした)


でもこれだけでは音は出ませんでしたえー?





ライトが点くので起動していることが分かります


この後サドルを外してブリッジの溝にドリルで穴を開けてピエゾ端子を挿入して本体と接続すると




無事音が出ました拍手


リバーブ、コーラス、ディレイ、マイク、Bluetoothそれぞれの音を確認しました


やはりレゾナンススピーカーが小さいので音が小さいように感じましたが


1人で楽しむには十分な音でしょうグッド!




新しいタイプのレゾナンス(共振)ピックアップ


最近では穴を開けず、サウンドホール内に貼り付ける目立たないタイプのレゾナンスピックアップが販売されています