C7RSH のレストア続き
ライトの電球を交換したら点灯しました
バイクや車に使われているウェッジ球という電球12V5Wのものです
あとはライトの反射板をどうするか鏡面の塗装かフィルムを貼るか新品部品でもいいけれど
これだけに2,000円ほど出すのもどうしたものか...
100均でできないかなー
ちなみにチップソーはキングタイガーです。人気のSK11のくろプラスよりも割安になりますがこれもよく切れます
ここまでのレストアで
一応C7RSH本来の機能が
ほぼ使えるようになりました
レーザーマーカーは新品の状態が分からないので何とも言えませんが、どうもぼやけているようなので
要調整です
あと角度などの細かい調整をしていきたいと思います...
このスライド丸ノコを導入した感想は
以前使っていた日立の古い大きくて重〜いスライド丸ノコC10FSはスライドパイプが後方へ移動するので、後ろの壁に当たるため、どうしても本体をスライド幅分壁よりも前方に設置しなくてはなりませんでした。
それで作業台の中央に陣取るようになるためにすごい場所を取られていましたが、C7RSHは小型で軽量コンパクトなので壁際に設置できて、しかも300mm幅まで切れるので、言うことなし
狭いハイロン工房なので、すごく気に入っています
C7RSHと
スライド丸ノコについて
C7RSHが優れている点
この第一世代C7RSHは
スライドパイプが後ろに飛び出さない
日立特許の新スライド方式を採用した
世界初のスライド丸ノコです
プロの大工さんにも名機として
評価が高いそうです
なぜかと言うと
この旧機種C7RSHの方が
新機種C7(6)RSHCより
切断精度が優れているからです❗️
これはチップソーを取り付けるフランジと言われる金属の径がC7RSHは40mmに対して、次世代のC7RSHCは35mmと小さくなっているのと、ノコ刃の主軸自体が細くなっていることに原因があるようです。
なので径の小さいC7RSHCのノコ刃保護カバーをC7RSHには取り付けられない訳です
カバーの径の違いがよく分かります
赤がC7RSHC
緑がC7RSH
C7RSHのフランジ
ではなぜメーカーはチップソーを取り付ける部分を小さく細くしたのか❓
C7RSHCのCは深切り
を意味していますが、今まで50mmの高さの木材を切っていたもので60mm、74mmまで切れるようにしようと思えば、チップソーの半径一杯まで切れるようにしなければならないので、その分チップソー取り付け金具は小さくしなければならなくなります。
そうするとやはりノコ刃のブレも大きくなってしまうのです。
ハイコーキの深切りタイプの丸ノコについても同じ理由で精度が落ちるそうです
多少ブレが出るとしてもメーカーは深切タイプをメインに生産しています。
ユーザーの要望が多いのでしょうか❓
メーカーもC7RSHが良いことは分かっているようですが、製造効率の関係もあり廃盤になっているようです
そしてノコ刃の径についてですが、165mmなどの径が小さいノコ刃の方がブレにくいのではないかと、今まで思っていたのですが、径の大きい216mmか255mmのチップソーが付くスライド丸ノコの方が精度良く切断できるそうです
ノコ刃の径が大きい方がブレは少ない❗️
というのが真実なのです
とはいえ、じゃあとにかく大きければ良いのか⁉️という訳でもなく、ノコ刃の大きさに比例してフランジ径も大きくなればの話で、そこもメーカーサイドの事情があるようです。
216mmか255mm辺りが精度としてはベストかと思われます。
マキタのスライド丸ノコ
最近のマキタのスライドは2段になっていますが、やはり摺動部品が増えるとガタつきの原因が増えるので、マキタも古い型式の単純なスライド丸ノコの方が精密さでは優っているのかもしれませんね。
自分で試した訳ではないので、これはあくまでも推測に過ぎませんが😅
しかし
マキタも負けてません
日立のお株だった1段の
高剛性スライドレールに
216mmノコ刃で
切断能力70mm×312mm
高精度・高耐久
という謳い文句ですが...
これは良いんじゃないですか〜
値段も良いですけどね
でもまあ
精度がどうのと言ってるけど
DIYで木工やっている自分に
プロみたいに精密な作業が
できる訳ではないですけどね
でもアマチュアほど
良い機械を使って
簡単に正確で高度な工作を
できるようにした方が良い
という考え方もあります
資力に余裕があれば
それがベストですね
自分は無理ですけど
では
DIYも好きだけど
電動工具も好きな
さくパパでございました
参考情報として
役に立てればと思います