僕は盲導犬5年生のバディ。 足が長く、瞳が綺麗で、小顔のイケメンとよく言われる。
僕が2頭の盲導犬仲間と一緒に由布院を散策した時の話だよ。
僕の経験では結構カフェで補助犬受け入れが断られるケースがあるんだよ。
なかなか補助犬一頭だけでも入店OKをもらうのが難しいのに、今回はなんと飛び込みのお店で3頭を受け入れてくれたんだ。
お店の名前は「カフェ アナハタ」
ハートのチャクラで調和、愛、風などを意味するそうだよ。
この日はまだ昨日降った雪が残っていて寒かったので、おっさん達はお店に入れることになり大喜びだったよ。
お店は間口は狭かったけど、奥に長いレイアウトだった。
僕たちは一番奥に案内してもらい、温かい場所に座ることができてよかったよ。
それに床も板張りだったので敷いてもらった敷物の下から冷えてくることもなかったよ。
おっさんたちが頼んだお茶が出てくるタイミングで、お店の人がなんと僕たちにもおやつを用意してくれたんだ。
僕の盲導犬協会では訓練士さんからおやつは与えないように言われているので、おっさんはお店の人にお礼を言ってそのおやつを断ったんだ。
僕は仲間の2頭も辞退すると思っていたら、なんとそれをもらって食べていたんだ。
そんなのないよね。
僕だけおやつがもらえないなんて。
他の協会では少しなら大丈夫なんだね。
おっさん達が話し込んでいる間も僕たち3頭はいつものようにちゃんと静かにしていたんだよ。
とってもいいお店だったな。
優しい人たちだった。
有難うございました。