期限へのカウントダウン からの続き
2017年3月31日。
この日は僕が元妻ユリに指定した、回答期限の日でした。
僕の望みはとにかく息子カイトと面会をすること。
カイトにも人格があり、生活があるのは理解していますから、カイトが自分で望まない限り、無理やり最初からお泊りや旅行に連れて行くような面会を要求しているわけではありません。
本来裁判所で決められた面会は、月1回6時間、場所は自由で、ユリたちの立会なし、という条件でした。
しかし、最初の数回はユリたちを交えて(そこまで僕も妥協した)数時間食事をしたり、近所の公園やボーリングやバッティングセンター等、近場で楽しく交流をしたりして、それが順調に進んだら、月1回6時間の面会を付き添いなしでしていきましょう、と僕は提案しました。
そして面会が始まったら、ユリが望む養育費の支払いにもきちんと応じる(今は算定表通りの金額しか払っていませんが、裁判所で決定された額の養育費を支払っていく)。
算定表通りで養育費を払っていた期間の差額分についても、追って支払っていくことを約束する。
(ユウヤは「もうそんなの払わなくていいですよ~」と言っていたけれど、ユリは絶対払えとこだわったw)
そして、もし3月中に合意がまとまれば、ユリ側が今僕に支払っていない昨年12月から今年3月までの間接強制金(24万円)を求めないことを約束する。
このように、基本的な審判は変更せず、決められたことをお互いにきちんとやって、少しずつ信頼関係を戻していきましょう。
・・・僕としてはかなり譲歩した内容だし、ユリたちにとっても何も理不尽なこと言ってないと思うけど・・・。
しかし、そこにユリは、一回も面会してないうちに、会わせたら間接強制(一回会わせない毎に6万の罰金)を今後要求しないとする審判変更の手続きをしてくれないと会わせられないと言い出した。
一回も会ってないのに、なんでそんなことを先にしないといけないの?
単に時間稼ぎか嫌がらせか頭が悪いのか。
僕は何度も何度も同じことを説明しました。(「審判変更だけはしない」)
そしてユリも、何度も何度も同じことを言い続けてきました(「でもぉ~、でもぉ~、あたしの弁護士は審判変更できるってぇ~」)←できてもやらないんだって!!
埒が明かないが、もう本当にここでストップしたまま動かないなら、裁判所戻るだけ。
僕は間際にユリが送ってきた時間稼ぎとしか思えない白々しい確認メールにブチ切れながらも、冷静に茶番白メールを返し、31日が最終期限だと繰り返しました。
本当にもう、考えるのも疲れた・・・。
早く終わりにしたい・・・(うんざり)。
そして期日の3月31日。
ユリからメールが返ってきました。
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丁寧なご説明ありがとう。
色々考えたけれど、それではあなたの元々の合意案で基本的に合意という方向で行きましょう。
お金の件で間違いがないか、あなたの方でも確認してくれる?
私、数字に弱いって、あなたも知ってるでしょう?
一応、私の方で見直した合意案を添付しておきますね。
あなたの方でもこれで大丈夫なら、ついに合意ということで終わりにしましょう。
よろしくお願いします。
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えっ。
ついにサイコパスが折れた・・・?
僕はさっと添付に目を通しました。
第1項にはしっかりと、
「本合意書が、東京家庭裁判所●●審判事件(以下「本件審判」という)の内容を変更するも
のではなく、本件審判で定められた面会交流を円滑に実施するための条件を定めるものであることを確認する」
と残っています。
そして、2項、3項・・・、具体的な面会のタイミングや方法も指定されています。
僕はほっとして、早速対策チームにユリからのメールを転送しました。
「長くかかったし、色々妥協もしたけれど、やっと基本的に合意に至りそうです」
ナミさんから速攻で返事がきました。
「あの、もう、気絶しそうなんですけど・・・。
Dragonさん、これ、ちゃんと最後まで細かく読みましたか?」
えっ?
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