訴訟前夜③ 静かなる開戦 からの続き

 

 

まずは戦況の確認です。
 


どんなに僕に対して異常なことをしてきていても、子供の養育に関しては、これまで監護している前妻ユリが圧倒的に有利。
 
以上。
 
 
・・・ダメだ、終わってしまった。

 

いや、落ち着こう。

 

大事なのは、目標(息子カイトに会い続ける)が達成されることであって、ユリをやり込めて思い知らせることではない。
いきなり裁判で監護権を取り上げようとするというのは非現実的だし、カイトが傷ついたり混乱したりすることはなるべく避けたい。
 
まず、カイトの近くに存在できる立ち位置の確保から始めよう。
面会交流を確実に実施すること。まずはそれだ。

 

しかし、ある程度追い詰めないと、ユリも不倫格上げ旦那のユウヤも、態度を変えて協力的に面会交流に応じることは絶対にない。


奴らの目的が金であるなら、とりあえず、まず金の流れをカットすること。
よくよく金に困れば、さすがに面会交流にも応じ始めるだろう。

僕はそう考えました。
 
3000万の和解金に付け加え、僕から月40万の養育費をもらっていたら、何の変化も生まれない。そもそも、シングルマザーとして自分で仕事を探して働きながら生きていくというのが前提で決めた金額を、再婚した後まで変更なく支払うなどという約束はしていない。ここはまず、相手方再婚にあたっての養育費の減額を申し立てよう。(※戦術1)
 
さらに、面会交流がいつできるかを、ユリと何百通メールをやり取りしたところで、一生会えるようにはならない。これには、裁判所で面会交流申立をしよう。(※裁判所での取り決めとして、面会交流をより厳密に実施するのが目的。もしこれが守られなかった場合、間接強制の申立(罰則金が課されるシステム)が行われる)(※戦術2)
 
そして、追い詰める手段の一つとして、ユリがこれまでやってきた一連の行動の中から、刑事事件として立件できるものを考え(一般の感覚で言ったら、これまでやったことは色々と犯罪だとしか思えない)、警察にも相談する。(※戦術3)
 
刑事だけではなく、民事でも損害賠償を請求する。3000万を少しでも減らさなければ、金目当てのこいつらが子供を僕に会わせようという気になんか絶対にならない。(※戦術4←これが先日までアップしていた高裁の判決でした・・・)
 
念のためアメリカ大使館にも相談だ。

 

アメリカは子供の連れ去りに厳しい国です。
僕はもともとアメリカ国籍だったので、息子カイトも日本国籍だけでなくアメリカ国籍も持っています。そこで僕は、アメリカ人の子どもの連れ去りとして、とりあえずアメリカ大使館に相談しました。


アメリカには「子と会う法的な権利を持っているアメリカ国民の、子との交流を妨げる者には、アメリカの入国ビザが発行されない」という規定があります。

 

この段階ではまだ、アメリカ入国時に空港で逮捕されたりするわけではありませんが、とりあえずユリはアメリカに一生入国できなくなる可能性がある。

まあ、日本で暮らしている分には困らないでしょうけど、ハワイにもグアムにも旅行はできないね。少なくともアメリカでは、ユリはこのタイミングで「注意人物」のリストに載った。(※戦術5)
 


よし。戦略は決まった。


作戦行動、開始! 

 

 

続く

 

 

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