どう考えてもなかなか陽に当たらないような
未CD化のマニアックなレコードを紹介していたら
もしかしてCDになっちゃうかも!
と淡い期待を持つコーナーの女性アーティスト編ドキドキ
「AORマニアックNano代ちゃん♪」

今回のマニアックNano代(なのよ)ちゃんな1枚は、チャリティ・ブラウンの「Charity Brown」である音譜



おお~・・・・上目遣いの・・・往年のブリっ子、という感じですなぁ~ブタ

チャリティ・ブラウンは、カナダのオンタリオ州出身の映画女優、シンガー声優である。

オンタリオ州キッチナーの高校に在学中、地元のバンドで歌い始め、
1973年までフィリス・ブラウンという名で演奏やレコーディングを行う。
1970年にはキッチナーを拠点とする人気ロック・バンド、レインのリード・ボーカルを務めるようになった。
アックス・レコードからリリースした「Out of My Mind」は、1971年にカナダ・チャートで22位のヒットを記録したのだったドキドキ
また、アルバム「Phyllis Brown」もリリ-スしている。

1973年、彼女はソロ活動に専念するためにレインを脱退した。
そして、彼女のどこかモータウン風味のホワイト・ソウル的音楽性によって、A&M Records Of Canada Limitedと契約することができ、チャリティ・ブラウンという芸名を使い始めるのだった晴れ

そして、シングル「Jimmy Mack」「You Beat Me to the Punch」といった曲をカナダ・チャート9位とヒットさせ・・・
1975年にA&Mからリリースされたデビュー・アルバムが「Charity Brown」であったわんわん

シングルとなった「Take Me in Your Arms (Rock Me a Little While)」はカナダ・チャートで5位のヒットを記録するラブラブ
これは、ホランド・ドージャー・ホランド作曲で、1965年にキム・ウェストン、1968年にアイズレー・ブラザーズがヒットさせた曲のカバーだった。
また直後にはこの曲をドゥービー・ブラザーズがアメリカでシングル・リリースし、全米チャート11位と大ヒットさせたことによってチャリティのバージョンの影が薄くなってしまったのであるクマ

しかし、その他にも「No Way To Treat A Lady」が54位、そして「Saving All My Love」が61位など
カナダではヒットして、彼女は同年のカナダの音楽賞であるジュノー賞にもノミネートされたのである。



おお~さすがにAORの黎明期のサウンドだけあって、まだまだ洗練しきっていない部分もあるが・・・
このメロウで哀愁にあふれたサウンドはAORの息吹を感じるなぁ~キスマーク

さて、彼女は1976年に「Stay With Me」と、結果的にA&Mからは2枚のアルバムをリリース。
1980年代に入るとアトキンソン・フィルムアーツのテレビ特番や「ベルベティーン・ラビット」「デニス・ザ・メナス」などの番組で声優をつとめる。
20年間もの間、音楽活動を休止していたが、2007年のキッチナー・ブルース・フェスティバルに出演するなど、オンタリオ州で再び演奏を始めているクラッカー

そんな彼女の歌声に・・・再び脚光をあててもらいたいものなのであるゲラゲラ

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