AORという音楽の概念が過去のものになってしまった時代ブタ

また時には様々な理由から、AORアーティストとは名乗らなくても、いかにもAOR的なフィーリングのサウンドを演奏していた人たち・・・
そんな稀有な人たちを取り上げて、本当はAORを目指していたんじゃないだろうか?と邪推するコーナークマ
「アンタ、本当はAOR演りたかったんだろ?」

本日の生贄(?)は、リサ・キースさんである音譜



リサ・キースは、アメリカのコンテンポラリー~ポップ系シンガーである。

アーティストのバック・ボーカリストとして活動を開始し、シェレールやS.O.Sバンドのアルバムに参加。
そして、1986年のジャネット・ジャクソンの大ヒット・アルバム「Control」に参加したことから注目を浴び、
1987年には大物ハーブ・アルパートから声がかかってアルバム「Keep Your Eye on Me」に参加ドキドキ
このアルバム、ジャム&ルイスがプロデュースしたハーブにとっても新機軸の作品であった馬

ジャネット・ジャクソンと共にレコーディングしたシングル「Diamonds」は、
全米チャート5位、R&Bチャート1位の大ヒットを記録する晴れ
また、次のシングル「Making Love in the Rain」ではジャネットをバックに従えて堂々のリード・ボーカルをつとめて
全米チャート35位、R&Bチャート7位とこれまたヒットするクラッカー

その他にもアレキサンダー・オニール、カーリン・ホワイト、ニュー・エディションなどの作品に参加し、
コンポーザーとしてもニュー・エディションに「Crucial」、ノーナ・ヘンドリックスに「Why Should I Cry」を提供してヒットさせている。

またジャム&ルイスに気に入られたか、1993年の映画「モ・マネー」のサウンドトラックではMCリートのシングル「Ice Cream Dream」ではコーラスでリードボーカルも担当。
これまたラップ・チャート11位を記録するヒットとなったのであったドキドキ

そして、ついに彼女のソロ・アルバムがパースペクティブ・レコードからリリースされる!
それが1993年の「Walkin' In The Sun」であったクラッカー
プロデューサーとして、曲によってジャム&ルイスやキースの夫であるスペンサー・バーナードが参加し、
R&Bやポップスを融合させた非常に艶のあるサウンドを展開したのである。

特に、ファースト・シングルの「Better Than You」は全米チャート36位を記録するスマッシュ・ヒットになったのである。



おお~イントロからなんとも引き込まれる・・・
まさに爽やかでメロウなフィーリングに満ちている名曲ではないか!ラブラブ
サビもキャッチーで・・・ヒット間違いなし!な1曲だったのであるにひひ

これに続いてサックスが心地よい「I'm In Love」がシングル・カットされ、全米チャート84位を記録。
そこそこヒットしたので次もあるのかと思われたのだが・・・
残念ながら彼女のアルバムはこれっきりになってしまったのであるクマ

この後もいくつもの名アーティストのアルバムにバックとして参加して活動したリサさん・・・
なんとももったいないアーティストだった思うのだが、それなりの事情があったのであろうブタ

しかし、アルバムを通してサウンド・フィーリングはコンテンポラリーに繋がるものがあった!
リサさん、「アンタ、本当はAOR演りたかったんだろ?」ブタ

ああ、彼女今何してるんだろう?えっ

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