以前Dannaが唱えた「AOR人気10年周期説」

2010年代の始まりには「ヨット・ロック」の波がきていたのだが・・・
2020年代は、シティ・ポップスによるJ-AORムーブメントの盛り上がりであるぶちゅー

You Tubeで世界中の音楽を楽しめるようになった今、1984年リリースの竹内まりや「プラスティック・ラブ」が世界中で話題となってシティ・ポップスにスポットライトがあてられた!
最近でも、1979年にリリースされた松原みきのデビュー曲「真夜中のドア~Stay With Me」が、
インドネシアの人気を女性ユーチューバーのRainychにカバーされたことで世界的な人気となり、リバイバル・ヒットしたのだったドキドキ

そして、先日も大瀧詠一の超名盤「A Long Vacation」が40周年アニバーサリー・エディションとしてリマスター再発されたばかり・・・
まさに世界を巻き込んだシティ・ポップス・ブームであるぶちゅー

さて、その大滝詠一の「A Long Vacation」、リマスターも大滝さん本人が亡くなった今、他の人の手でなされたのことで、
それを揶揄する声もあったようだったのだが・・・
Dannaはリマスターによる音質の変化には全く疎く、多少の聴こえ方の変化などどちらでも良いのであるブタ

すでに今まで出た「A Long Vacation」のバージョン違いは全て所有しており、
今回の40周年アニバーサリー・エディションも当然のように購入したのだが・・・
久しぶりに聴くこの名盤は、Dannaにとっては永遠のマスターピースであることは変わらなかったのであったぶちゅー

そしてこの名曲揃いのアルバムを聴いて感じたこと・・・
やっぱりDannaは「雨のウェンズデイ」が好きなんだなぁ~、という事であった!音譜



大滝詠一は、岩手県出身のシンガーソングライターにしてプロデューサー、DJ、エンジニア、アレンジャーなど幅広い顔を持った伝説的アーティストである。

小学校高学年の1960年頃にコニー・フランシスの「Lipstick On Your Collar」を聴いてからはアメリカン・ポップスに傾倒。
ビーチ・ボーイズやプレスリーなどレコード収集から独自の音楽分析をするようになり、マニアな嗜好をのぞかせるのであった。

高校生になるとバンドを組んでドラムスを担当。
1967年には上京して就職するもすぐに退職してバンド活動をはじめるのだった。
翌年、早稲田大学に入学すると細野晴臣と知り合って意気投合し、
1969年に松本隆と3人でバレンタイン・ブルーというバンドを結成したのであった馬

1970年、バンド名を「はっぴいえんど」と改名しアルバム「はっぴいえんど」でデビューするクラッカー
日本ロックの草創期に強烈なインパクトを残したのであった!
はっぴいえんどの活動と並行してソロ活動も始めた大滝詠一は、1972年にアルバム「大滝詠一」でデビュードキドキ
はっぴいえんは同年に解散してしまうのだが、大滝さんはCMソングや若手ミュージシャンのプロデュースを活動の柱としていくのだった晴れ

1974年には自身のレーベル「ナイアガラ・レーベル」を設立するわんわん
「Niagara Moon」や「Niagara Triagngle Vol.1」「Go! Go! Niagara」などなど聴きごたえのあるアルバムを連発するのだが・・・
いかんせん音楽性の志向がマニアックすぎたこともあってセールス的には苦戦を強いられてしまうのだったクマ

しだいに楽曲提供やプロデュース業が中心になっていき、1979年にはCBSソニーに移籍。
太田裕美に提供した「さらばシベリア鉄道」がヒットするのだった!

そして、1981年・・・大滝さんが満を持して製作したソロ・アルバムが「A Long Vacation」であったラブラブ

「V・A・C・A・T・I・O・N」とあえて表記されているように、
さらに帯のキャッチコピーに「BREEZEが心の中を通り抜ける」とされたように、
またアルバム・ジャケットのアートワークに永井博が起用されたように・・・
イメージもサウンドも徹底的にリゾート・ロックな1枚となっており、
まさに世紀の傑作と言える内容であったえっ

1982年には日本初のCD作品としてリリースされ、オリコンで初めてミリオンセールスを記録したという記録づくめのアルバムとなったのである晴れ

以前も言及したことがあったが、このアルバム、とにかく名曲揃いであるぶちゅー
Dannaもリリースされた年から聴いているので、すでに40年付き合っていることになる・・・
そして、いまだに水曜日に雨が降ると、必ず聴いてしまうのが「雨のウェンズデイ」なのであった音譜



ああ~これぞ郷愁感にかられる黄昏メロウというやつであるドキドキ
何年のも間、繰り返し聴いてきたのだが大人になった今でも黄昏てしまう・・・

「雨の水曜日」・・・水曜日だから水を連想してしまうから雨なのか・・・?クマ
この曲を初めて聴いた小学生の頃はいろんな想像をしていたものであるが、
水曜日と言えば雨である!
むしろ雨が降るなら水曜日がいい!
仕事をしている今でも情景が思い浮かんでしまう・・・
40年たってもまだまだ聴き続けたいと思う・・・そんな名曲中の名曲なのであるドキドキ

大滝さんは2013年に亡くなってしまったが、Dannaの心には「A Long Vacation」は、ジャパニーズAORの到達点としていつまでも心に残り続けているのであるえーん

そんなわけで、様々な方面から盛り上がりを見せるシティ・ポップス、J-AORである晴れ
いや~、それにしても海外から背を押されるように日本のシティ・ポップスが再評価されるとは思わなかった!
やっぱり良いものは世代を超えて、地域を超えて愛されるのだなぁ~ドキドキ

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