素晴らしい音なのに、今までCDになっていなかったレコードの
やっとこさのCD化を祝して
みんなで青空にワッショイ!するコーナー(の女性アーティスト編)ドキドキ
「CD化!ワッショイ・ヨシ子さ~ん」

本日取り上げるのは、
アーラナの「When you call my name」である音譜



でました!レコードのラベル・ジャケット!

これぞマニアックの証し・・・ブタ

日本盤のように・・・スリープケースの上に、いわゆる紙のジャケットがついていないほどの
「とにかくラベルだけで判断しなはれ~」的な乱暴な気もするアメリカ盤ジャケクマ
しかも、この盤は7インチのシングル盤なのである。
しかし、逆にこの時代の”不親切さ”がまたなんとも味のある1枚・・・にひひ

これをリリースしたアーラナは、黒人女性シンガーで素性がよくわからない人なのだが・・・
アーティスト名をアーラナの他に
アーラナ・ジョーンズ、ウランダ(Ulanda)などいくつか持って活動しているので、
恐らくアメリカの雇われ系のディスコ・シンガーだったのではないかと思われるドキドキ

彼女の残したレコードで、最も古いシングルが、
1980年にインディー・レーベルのPeach Tree Recordsから‎リリースした
「A tribute to mama」である。

そして、この「When you call my name」は1983年に Alcove Recording Corporationというインディーズからリリースされたものなのである晴れ

この人、アルバムは1枚もリリースしておらず、発掘されているのは7インチや12インチ盤ばかりだ。
アーラナ名義では、1982年に「You can't keep breaking my heart」、1984年に「Springtime」と3枚のシングル盤をリリースしている。
いずれも中古レコード盤市場では高値を付けレア盤化している、
Hard to findなアーティストなのであるわんわん

ちなみに、この「When you call my name」のレコード盤ラベルには
アーラナさんのアーティスト名が刻印されておらず、
曲の作曲者であるJ. Reddickの名前がクレジットされているため、
しばしばJ.レディックさんが歌っている曲だと混同されている笑い泣き
しかし、J. Reddick=ジェームス・レディックは男性であり・・・
彼女は認知されること自体も少ない、という悲しきアーティストでもあるのだブタ
ところが、曲自体はメロウでスムースなレア・ソウルなのである。



う~ん、たゆたうように滑らかで心地よい・・・
埋もれさせておくのがもったいないほどのいい曲だ!ラブラブ

彼女の声にはそんな特徴があるわけではないのだが・・・
1980年代前半というデイスコ~ソウルの影が薄くなっていく時代の中で
しっかりと自己主張したメロウ・レア・ソウルの佳曲なのである。


さて、こんなレアな1曲も、
毎回AORの美味しいレア曲を収録してくれるコンピCD「AOR global sounds」の
2019年にリリースされた最新盤についに世界初収録された!



ワッショイ!
かに座

あまりに心地よいソウルフルAORをじっくりと堪能しつつ・・・
彼女の残りの曲全部のCD化を祈りたいものである晴れ
・・・じゃなきゃ、恨んだ(ウランダ)だよ!クマ

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