毎日のことながら、Dannaが仕事中に
職場に自然と流れている有線放送・・・
J-POPの最新曲が次々と流れるのだが、
ヒットチャート番組ではないので必ずしもチャート上位曲が流れるとは限らない・・・
ゆえに、Dannaの心を一瞬にして奪ったとして
後から曲名を調べようと思っても、
調べようがないことが多々あるのだった!ガーン

そんな頭の中をリフレインしつつ曲名がわからなかった悶々とした日々を思い出すコーナードキドキ
「あんさん、探しましたっせ!」


今回、取り上げるのは最近探し回った1曲である・・・

ある時、有線から流れてきたロッキンな1曲えっ
特にサビの狂おしくもメロウなメロディーと、
裏声を使用した一生懸命歌っているエモーショナルな感じのボーカルに
Dannaは一瞬にして心奪われたのだった!ラブラブ!

当時、有線放送ではヒットチャート番組が流れていたので
「いつかまたあの曲を耳にするだろう」と思って
気になりながらもなんとなく聴き流していたのだが・・・
あれからその曲が流れることがなくなってしまった!ブタ

しかし、サビのあのメロディーだけは耳にこびりついている耳

若々しい女性ボーカルと激し目のビートが織りなすサウンドは、
パンクっぽくもありアイドル・ロックのようでもあった。
しかも、あの女性ボーカルは・・・
明らかに質が違う歌声が何回も入れ替わっていた。
ということは女性グループの曲なのか?
とはいっても曲調からいってAKBグループでもモーニング娘グループでもないだろうし・・・クマ

J-POPのヒットチャートを眺めながら
それっぽい曲をかたっぱしからチェックしても全然ヒットしない・・・ショック!

またしても、曲を耳にした時すぐ調べなかったことが災いして
あの時のメロディーが誰の何と言う曲なのかわからない悶々とした日がはじまろうとした・・・

その時だった!

唐突に職場でその曲が有線で流れたのであるえっ
すぐにサイトで今流れているチャンネルと「Now playing」を調べるDanna!

ついにわかった!にひひ

この曲を歌っていたのは、独特すぎるアイドルグループ、BiS(ビス)。
そして曲名は「Gives」。

なぜヒットチャートに顔を出しておらず、捜索が難航したのかもようやくわかった!
「Gives」は、ただのアルバム収録曲であり、
そもそもシングルになっていなかったから・・・
だったのである音譜
どうやらヒットチャートの箸休め的な
「今週のおススメ曲」という位置づけで流れていたようだったのだ!



なんとまぁ、個性的なジャケ!
「これが女性アイドル・グループのアルバム・ジャケか?」と思ってしまうのだが・・・ブタ
それにしても何だ?この斬新すぎる絵は・・・

BiSは、インディー・レーベルであるつばさレコーズ所属の、
れっきとした女性アイドルグループである。
その活動内容や歴史はなかなかに破天荒で、
尖がったアイドルグループとしてアイドル界では一目置かれる存在である。

リーダーは、埼玉出身の女性アイドル、プー・ルイである。
彼女は2009年に18歳にして配信シングルをリリースしてデビュー!
ミニ・アルバムをリリースしたり、ライブやネット放送などで活動する。
が、インタビューで「アイドルグループがやりたかった」と発言したことをきっかけに
翌2010年には突然ソロ活動を休止し、公開オーディションを開催して3人を採用。
本当に4人組アイドルグループBiSを結成して活動を開始するのだったクラッカー
ちなみにこのグループ名は、Brand-new idol societyのイニシャルであり、
「新生アイドル研究会」とも呼ばれる。
「アイドルになりたい私たちがアイドルを研究する」というテーマのもと、
イベントの管理や歌の振り付け、売り出し方法など自給自足でチャレンジすることを信条としたのだった晴れ

2011年にはプロデューサーに松隈ケンタを迎え、
つばさレコーズよりアルバム「Brand-new idol society」をリリースしてデビュー!
ファースト・シングルの「My Ixxx」のPVにいたっては
「ほとんど全裸に見えるメンバーが森の中を走り回り、湖でペンキ(?)をかけあう」という
どうかしてるシーンを展開し、たちまち話題となるクマ

メンバーを入れ替えながら
「ハグ会」や「ケツバット会」など普通アイドルがやらないような企画を実行し、
このような炎上上等なプロモーションは彼女たちの持ち味になるのだったわんわん
楽曲のサウンド的にも、エレクトリックなものからパンク~ハードロックな楽曲にシフトしていって
熱狂的なファンも生み出し、また2012年にはメジャーのエイベックスからシングル「PPCC」をリリースして
メジャーデビューも果たすのだった晴れ

彼女たちの夢は「武道館で解散ライブをすること」というこれまた変わった夢だったが・・・
ついに(?)2014年には横浜アリーナで
「BiSなりの武道館」と題したライブを行って解散してしまうのだったショック!

しかし、おきて破りのプー・ルイは、2年後に再結成という選択をする。
新メンバーを募集して、2016年に5人組の新生BiSとして再始動して今にいたるのだったえっ

そして新生BiSの復活作として、以前と同じつばさレコーズから、
WACKがプロデュースを担当してリリースされたニュー・アルバムが
2017年の「Re:stupid」だった!
アルバムはオリコン・チャートで25位、シングルとしてリリースされたのは「SOCiALiSM」で、
オリコン13位とヒットし、彼女たちの復活は受け入れられたのだが・・・
やっぱりDanna的にグッと心を掴まれるのは
アルバム「Re:stupid」の1曲目に収録された「Gives」であるラブラブ!
エモ・ロックやパンクのようながらも
なんとも哀愁ただよう1曲だ!



う~ん、いい・・・
激しさの中にある、このなんとも言えない哀愁感はなんだろう?
エイティーズの名曲を聴いているような・・・
ぜひシングルにしてもらい、メジャーでもヒットしてもらいたい名曲の誕生なのである。
ちなみにPVは、メンバーのオフショット自撮り動画やライブのシーンなど
さまざまなメンバー映像を組み合わせたBiSらしいものとなっている。


紆余曲折しながらも独特な世界観を保ち続けるBiSの皆さん・・・
そりゃ誰もが知っているメジャー・アーティストではないかもしれないが、
努力を続け、こうやってひっそりと心を打つ名曲を世に出してくれているのは
まさしく感動だ!
おかげさまでDannaも彼女たちの事を知ることができたドキドキ

彼女たちには破天荒なスタンスを貫き通して、
「新生アイドル」の道を突っ走ってもらいたいものなのである馬

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