世に無数に溢れるトホホな邦題を取り上げて、
笑ってあげることで考えた人の努力に報いてあげようというコーナーにひひ
「素晴らしきトホホ邦題の世界」


本日取り上げるのは、
ビリー・オーシャンの「Love really hurts without you」である音譜



うわ!軽っ!えっ
およそビリー・オーシャンにはナンパでいい加減なイメージが付きまとうクマ

やっぱりメジャーデビュー当時から軽薄だったんだなぁ~クマ

ビリー・オーシャンは、トリニダード・トバゴ生まれイギリス育ちの
シンガーソングライターである。
1984年のアルバム「Suddenly」で文字通り突然のブレイクを果たし、
世界的な人気を誇ったポップ・シンガーだ晴れ

10歳の時にイギリスに移住し、父親がミュージシャンだったことで影響されて
自身も音楽の道を志して10代の頃からロンドンで仕立て屋の仕事をしつつ
当初はレス・チャールズという芸名でクラブで歌いはじめるのだったカラオケ
そこで、マネージャーであったジョン・モーフーに見いだされ、
レコーディングをするも世に出ることはなく・・・
ローカル・バンドとともに細々と活動することになるのだった。

しかし、1976年に彼はビリー・オーシャンと芸名を改名する。
そしてファースト・アルバムとして「Billy Ocean」をリリースする。
アルバム自体はヒットしたなったのだが、
シングルとなった「Love really hurts without you」が
全英チャート2位、全米チャート22位の大ヒットを記録するクラッカー
この人は、突然人気が爆発する人なのだ!



おお!なんともキャッチーですな~キスマーク
モータウン調ディスコのリズムに乗ってビリーさんがノリノリの歌う・・・
親しみやすいメロディーを軽いノリでライトに聴ける、これはこれで佳曲だ。


そしてこの曲・・・日本でシングルがリリースされた時に
またしても邦題が付けられておかしなことになった!
「Love really hurts without you」が「ディスコ★ラヴ」になっちゃったんであるブタ



うわ!軽っ!えっ
邦盤シングルのジャケのほうが
アルバムよりももっと軽っ!

う~む、「軽さ」を強調したという意味では大成功のビジュアル・イメージなのだが・・・
ともかく、この「ディスコ★ラヴ」という邦題・・・
歌詞の中で「ディスコ」は無関係なのであるクマ

「あなたがいないと本当に辛い」というタイトルが
いかにも軽薄な「ディスコ★ラヴ」しかも★マーク付きになっているというのは、
全然辛そうでないトホホ邦題だわんわん

まぁ、曲調がディスコなので、それに乗っかって
当時流行していたワードをぶっ込んだというのはわかるのだが・・・
こんなにもウキウキとした意味合いになってしまっている!

またしても曲調ありきで邦題が付けられて、
邦題にしたとたんに意味が真逆になってしまったという
パーフェクトなトホホ邦題なのであるブタ

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