レゲー読み物②
いや~、ご無沙汰してま~す。久々の更新でスミマセン。
今日はなんか天気がよくないですが、新緑がいいですね~、今の季節は。雑草さえも輝いています。
そういえば、植木屋さんで働いていた時の話なんですけど、庭の雑草は勿論きれいに抜くなり、刈るなりするんですが、野草は残しておいたりするんですよ。ぺーぺーの私はそんなことも知らず、勿論野草の名前を知ってるわけでもなく綺麗に庭を片付けてしまうのでした。すると職人の爺さんが「野草と雑草の違いは品が有るか無いかの違い、野草には品がある」言っていました。
そういわれてみればそのような気もします。見てみてください。
さて、前回に引き続き、今回も何冊かの本を紹介していきましょう。勿論レゲエ、ジャマイカがらみの本ですよ。
まず最初は、、、
『ヤーディー』ヴィクター・ヘッドリー著 荏開津 広 訳 (トランスワールドジャパン)
という本です、どのような経緯か分かりませんが、いただきました。訳者の荏開津氏は『RIDDIM』でも連載されている方です。そういえば昔『HARD MAN FI DEAD』というコンピ・アルバムを出してたのも荏開津氏だったような、、、?気が、、、しますが、、、
ガサガサ、、、、
ゴソゴソ、、、、
ガラガラ、ガッシャーン!!!!
あっ、、、ありました。
どれどれ、、、やっぱりそうです
聞いてみる、ウッ!懐かしいですね~、これは!パトワでやってるDJも多いいですね、時代を感じます。もう廃盤になってるのかな?なんか機会があったら聞いてみてください。
さて話がそれましたが、『ヤーディー』帯を見てみます、、、、、「あぶっては姦って、踊っては、殺す。」と大書きされてます、ひどいですね~。「ロンドン麻薬カルテルを舞台に描かれる、ジャマイカンギャングスターの青春群像」
なるほどね~、ふ~ん、そうですか~、、、、そんな事になっちゃってたんですかロンドンは。ロンドンはジャマイカ、ニューヨークに並ぶレゲエの聖地?ですがそれほど情報は無いですよね~、私らには。アスワドとかリントンクエシジョンソンとかですかね、ジャネットケイとか、ティッパアイリーなんて知てます?まぁ、エゲレスは元々ジャマイカの宗主国ですからジャマイカ人も沢山いるわけです。
そんなロンドンで繰り広げられる、Dという名の男の勝ちあがりストーリーなんですが、、、え、、、あれ、、、もうお仕舞、、、途中じゃないですか話が!!!と思って解説を見ますと、なんと三部作だそうで、恐れ入ります、、、って、ところで残りの二つも出るんですかね?っていうか、出してくれないと、困りますよねえ、これ。是非お願いします。早めに。
BGMは90’sダンスホールがいいですね。弩ストライクです。当時のファッションとか知ってるオジサン世代にはいいんじゃないでしょうか。勿論若い人にもですが。
なんかこれ漫画にしてもいいんじゃないですかね。なんて勝手なことを思いました。
とにかく続きは、、、、
しつこいか?さて、この本を読んだら、ある一冊の本を思い出しました、何処だっけかな~?、、、、
ガサガサ、ガサガサ、、、
ドカ!
バタバタバタ、、、、、
ありました、、、
『ボーン・フィ・デッド(ジャマイカ裏社会を旅して)』ローリー・ガストン著 森本幸代 訳(MIGHTY MULES` BOOKSTORE)
2006年って書いてありますから4年前の本ですが、また読んじゃいました。面白いですよこの本も。訳も上手いです。前半はジャマイカ後半はその後アメリカに渡ったジャマイカ人のお話といってもこちの本は小説じゃないので、あまり本を読まない人には難しいかもしれません。購入した当時は読んだ後にボブ・マーレーの『ワンラブピースコンサート』を見ました。この本とあわせて観ると、更に面白いですよ。
今回は『ハダーゼイカム』をみる、、、、、ジミークリフ、、、ヤバいっすね~、いいっすね~、サントラも聞いちゃう、、、スウィ~タンダンディ~~~♪♪♪、、、合わせてどうぞ。
さて、レゲエ読書はまだ終わりません、あれ読んじゃうかな、、、でもな~、めんどくせ~な~、、、何処にあるかな~~~?
ゴソゴソ、、、
あっ、あった、あっさり出てきた、
だって分厚いんだもん、すぐみつかりました。
仕方ない、読みましょう、、、
『ベース・カルチャー(レゲエ~ジャマイカン・ミュージック)』ロイド・ブッラットリー著 高橋瑞穂 訳 (シンコーミュージック)
二年前に出た本ですが、なんと570ページ!!!!買ったはいいけど、読むのはちょと、、、ネエ、、、なんて感じの本ですが。ただ今レゲエブーム中の私なんでついに読むことにしました。力作ですね~、これは。高橋氏の訳も素晴らしいですね~。と言うかご苦労様です。
しかし、高橋氏も書いてますが、ダンスホールレゲエに関してはボロクソですね~。でも確かに著者の言っていることも分かります。私でも最近のレゲエには首を傾げたくなる事も、ままありますからね。そういう意味じゃ、単に歳取っただけな気もしないでもないですが、、、「最近の若い者は、、、」的な、、、、でも、最近は所謂ルーツレゲエ、初期ダンスホールばっかり聞いてますけど、やっぱりいいんですよ。ワンドロップってやつです。
あっ、そういえばあれも読んでみようかな~、パラパラとしか読んでなかったしな~
『Ruffn’Tuff(ジャマイカン・ミュージックの創設者たち)』石井”EC”志津男 監修
こちらも高橋瑞穂氏が尽力していますね~、レゲエ愛を感じます。本文下にある注意書きも細かすぎるぐらい細かいです。上記の『ベースカルチャー』ともかなりリンクしています。つっても、ジャマイカという小さい島での出来事なんだから当たり前ですけど。そういや、ボブアンディーのトコの注意書きに「グレゴリーアイザックと自分は同質のシンガーだ」という事が書かれているのにはチョット驚きましたが、そう思って聞いてみると、そうかもしれません。聞き比べてみてください。
本書には映画ではカットされてるインタビューも乗っていて、さらにおもしろいですよ。個人的にはやはりU-ROYの話は興味深かったです。
U-ROY曰く
「間がわかる事のは大事だ。俺にとっては、(DJにとって)タイミングがずれてるいるのは(シンガーの)音痴と一緒」
「(キング)タビーはダンスを信じていたが、神様を信じていなかった。神様を信じないのはタビーに限ったことじゃないが、神様が素晴らしい何かを与えたのに、タビーはそれに気がつかなかった。だから、早く逝ってしまったんだろう」
写真は以前取り上げた『オルタナティブミュージック』の石田昌隆氏、写真も素晴らしいですよ~。
ソニー落合氏のあとがき、なんかチョット泣けます、、、、
そうだDVDも久し振りに見ちゃおうかな、なんか一時廃盤になってたそうですが最近また売り出してるようです面白いんで興味のある方は見てみてね。
あっ!!!というか、そういえば映画『Ruffn’Tuff』映画館でやるそうです。
というのも監督の石井”EC”志津男オーバーヒート社長が、ジャマイカで毎年開催されている「REGGAE FILM FESTIVAL」のインターナショナルドキュメンタリー部門 Honour Awardを受賞!!!!!ジャマイカ人も喜んでおります。凱旋上映をするそうです。パチパチパチ!!!
場所・「渋谷シアターN」03-5489-2592
日時・5/15(土)~5/28(金)まで連日21:10~1回上映(レイトショーです)
大きい画面で見たい方は行ってみてください。3Dじゃないですよ~。
他にも今回レゲエ読書をしながら見た上記以外の映画を紹介し説きます。
『レゲエ イナ バビロン』ロンドンレゲエシーンのドキュメント『ヤーディー』読んだ後にどうでしょうか。
『ロッカーズ』いわずと知れた名作。必見。何回観たか分かりません、また観ちゃいました。サントラ聞くべし。
『ルーツ・ロック・レゲエ』動くリーペリー。ジョーヒッグスの弾き語り、その鼻の穴に引き込まれること間違いなし。
『ラッフンタフ』これらの映画にも引けを取らない、映画だと思います。
それにしても、レゲエが私にとって特別な音楽なのは言うまでもありませんが、レゲエってホントに特別な、特殊な、奇跡的な音楽なんじゃないんですかね。改めてそう思わせてくれる読書週間でした。
ではでは。
今日はなんか天気がよくないですが、新緑がいいですね~、今の季節は。雑草さえも輝いています。
そういえば、植木屋さんで働いていた時の話なんですけど、庭の雑草は勿論きれいに抜くなり、刈るなりするんですが、野草は残しておいたりするんですよ。ぺーぺーの私はそんなことも知らず、勿論野草の名前を知ってるわけでもなく綺麗に庭を片付けてしまうのでした。すると職人の爺さんが「野草と雑草の違いは品が有るか無いかの違い、野草には品がある」言っていました。
そういわれてみればそのような気もします。見てみてください。
さて、前回に引き続き、今回も何冊かの本を紹介していきましょう。勿論レゲエ、ジャマイカがらみの本ですよ。
まず最初は、、、
『ヤーディー』ヴィクター・ヘッドリー著 荏開津 広 訳 (トランスワールドジャパン)
という本です、どのような経緯か分かりませんが、いただきました。訳者の荏開津氏は『RIDDIM』でも連載されている方です。そういえば昔『HARD MAN FI DEAD』というコンピ・アルバムを出してたのも荏開津氏だったような、、、?気が、、、しますが、、、
ガサガサ、、、、
ゴソゴソ、、、、
ガラガラ、ガッシャーン!!!!
あっ、、、ありました。
どれどれ、、、やっぱりそうです
聞いてみる、ウッ!懐かしいですね~、これは!パトワでやってるDJも多いいですね、時代を感じます。もう廃盤になってるのかな?なんか機会があったら聞いてみてください。
さて話がそれましたが、『ヤーディー』帯を見てみます、、、、、「あぶっては姦って、踊っては、殺す。」と大書きされてます、ひどいですね~。「ロンドン麻薬カルテルを舞台に描かれる、ジャマイカンギャングスターの青春群像」
なるほどね~、ふ~ん、そうですか~、、、、そんな事になっちゃってたんですかロンドンは。ロンドンはジャマイカ、ニューヨークに並ぶレゲエの聖地?ですがそれほど情報は無いですよね~、私らには。アスワドとかリントンクエシジョンソンとかですかね、ジャネットケイとか、ティッパアイリーなんて知てます?まぁ、エゲレスは元々ジャマイカの宗主国ですからジャマイカ人も沢山いるわけです。
そんなロンドンで繰り広げられる、Dという名の男の勝ちあがりストーリーなんですが、、、え、、、あれ、、、もうお仕舞、、、途中じゃないですか話が!!!と思って解説を見ますと、なんと三部作だそうで、恐れ入ります、、、って、ところで残りの二つも出るんですかね?っていうか、出してくれないと、困りますよねえ、これ。是非お願いします。早めに。
BGMは90’sダンスホールがいいですね。弩ストライクです。当時のファッションとか知ってるオジサン世代にはいいんじゃないでしょうか。勿論若い人にもですが。
なんかこれ漫画にしてもいいんじゃないですかね。なんて勝手なことを思いました。
とにかく続きは、、、、
しつこいか?さて、この本を読んだら、ある一冊の本を思い出しました、何処だっけかな~?、、、、
ガサガサ、ガサガサ、、、
ドカ!
バタバタバタ、、、、、
ありました、、、
『ボーン・フィ・デッド(ジャマイカ裏社会を旅して)』ローリー・ガストン著 森本幸代 訳(MIGHTY MULES` BOOKSTORE)
2006年って書いてありますから4年前の本ですが、また読んじゃいました。面白いですよこの本も。訳も上手いです。前半はジャマイカ後半はその後アメリカに渡ったジャマイカ人のお話といってもこちの本は小説じゃないので、あまり本を読まない人には難しいかもしれません。購入した当時は読んだ後にボブ・マーレーの『ワンラブピースコンサート』を見ました。この本とあわせて観ると、更に面白いですよ。
今回は『ハダーゼイカム』をみる、、、、、ジミークリフ、、、ヤバいっすね~、いいっすね~、サントラも聞いちゃう、、、スウィ~タンダンディ~~~♪♪♪、、、合わせてどうぞ。
さて、レゲエ読書はまだ終わりません、あれ読んじゃうかな、、、でもな~、めんどくせ~な~、、、何処にあるかな~~~?
ゴソゴソ、、、
あっ、あった、あっさり出てきた、
だって分厚いんだもん、すぐみつかりました。
仕方ない、読みましょう、、、
『ベース・カルチャー(レゲエ~ジャマイカン・ミュージック)』ロイド・ブッラットリー著 高橋瑞穂 訳 (シンコーミュージック)
二年前に出た本ですが、なんと570ページ!!!!買ったはいいけど、読むのはちょと、、、ネエ、、、なんて感じの本ですが。ただ今レゲエブーム中の私なんでついに読むことにしました。力作ですね~、これは。高橋氏の訳も素晴らしいですね~。と言うかご苦労様です。
しかし、高橋氏も書いてますが、ダンスホールレゲエに関してはボロクソですね~。でも確かに著者の言っていることも分かります。私でも最近のレゲエには首を傾げたくなる事も、ままありますからね。そういう意味じゃ、単に歳取っただけな気もしないでもないですが、、、「最近の若い者は、、、」的な、、、、でも、最近は所謂ルーツレゲエ、初期ダンスホールばっかり聞いてますけど、やっぱりいいんですよ。ワンドロップってやつです。
あっ、そういえばあれも読んでみようかな~、パラパラとしか読んでなかったしな~
『Ruffn’Tuff(ジャマイカン・ミュージックの創設者たち)』石井”EC”志津男 監修
こちらも高橋瑞穂氏が尽力していますね~、レゲエ愛を感じます。本文下にある注意書きも細かすぎるぐらい細かいです。上記の『ベースカルチャー』ともかなりリンクしています。つっても、ジャマイカという小さい島での出来事なんだから当たり前ですけど。そういや、ボブアンディーのトコの注意書きに「グレゴリーアイザックと自分は同質のシンガーだ」という事が書かれているのにはチョット驚きましたが、そう思って聞いてみると、そうかもしれません。聞き比べてみてください。
本書には映画ではカットされてるインタビューも乗っていて、さらにおもしろいですよ。個人的にはやはりU-ROYの話は興味深かったです。
U-ROY曰く
「間がわかる事のは大事だ。俺にとっては、(DJにとって)タイミングがずれてるいるのは(シンガーの)音痴と一緒」
「(キング)タビーはダンスを信じていたが、神様を信じていなかった。神様を信じないのはタビーに限ったことじゃないが、神様が素晴らしい何かを与えたのに、タビーはそれに気がつかなかった。だから、早く逝ってしまったんだろう」
写真は以前取り上げた『オルタナティブミュージック』の石田昌隆氏、写真も素晴らしいですよ~。
ソニー落合氏のあとがき、なんかチョット泣けます、、、、
そうだDVDも久し振りに見ちゃおうかな、なんか一時廃盤になってたそうですが最近また売り出してるようです面白いんで興味のある方は見てみてね。
あっ!!!というか、そういえば映画『Ruffn’Tuff』映画館でやるそうです。
というのも監督の石井”EC”志津男オーバーヒート社長が、ジャマイカで毎年開催されている「REGGAE FILM FESTIVAL」のインターナショナルドキュメンタリー部門 Honour Awardを受賞!!!!!ジャマイカ人も喜んでおります。凱旋上映をするそうです。パチパチパチ!!!
場所・「渋谷シアターN」03-5489-2592
日時・5/15(土)~5/28(金)まで連日21:10~1回上映(レイトショーです)
大きい画面で見たい方は行ってみてください。3Dじゃないですよ~。
他にも今回レゲエ読書をしながら見た上記以外の映画を紹介し説きます。
『レゲエ イナ バビロン』ロンドンレゲエシーンのドキュメント『ヤーディー』読んだ後にどうでしょうか。
『ロッカーズ』いわずと知れた名作。必見。何回観たか分かりません、また観ちゃいました。サントラ聞くべし。
『ルーツ・ロック・レゲエ』動くリーペリー。ジョーヒッグスの弾き語り、その鼻の穴に引き込まれること間違いなし。
『ラッフンタフ』これらの映画にも引けを取らない、映画だと思います。
それにしても、レゲエが私にとって特別な音楽なのは言うまでもありませんが、レゲエってホントに特別な、特殊な、奇跡的な音楽なんじゃないんですかね。改めてそう思わせてくれる読書週間でした。
ではでは。