映画と音楽(オールディーズ編) | H-MANオフィシャルブログ「H-MANのナカナカナイブログ」Powered by Ameba

映画と音楽(オールディーズ編)

またまた、更新が遅くなりました、すいません。しばらくはこれくらいのペースになりそうです。では始めましょう。

今回は映画の話です。ブログを始める時に音楽や映画の話も書こうとはおもっていたのですが、商売柄なんとなく評論家めいた事は書きたくないな~、なんて考えていたら、全然書かないままになっていたので一度書いてみます。映画は好きなんですが、かといってあまり知られていないようなマニアックな映画を知っているわけではありません。

タイトルにもあるように「映画と音楽」切っても切れない関係ですよね。色んなジャンルの音楽がありますが、大抵その音楽のバイブル的な映画ってのがあります。レゲエでいえば『ロッカーズ』『ハーダーゼイカム』『ダンスホールクィーン』『クラシュ』など。おっと、オーバーヒートEC社長の『ラフン・タフ』もかなりイカしてます。ヒップホップの『ワイルドスタイル』『ビートストリート』、、、モッズは『さらば青春の光』見て、スキンズは『時計仕掛けのオレンジ』を見る。音楽じゃないですけどサーファーなら『ビックウェンズデー』とかね。各人の趣味、嗜好によって思い入れのある映画ってありますよね。

で、記念すべき1回目はオールディーズ編と題しまして、


『アメリカングラフィティ』


の事でも書いてみようかと思います。

まぁ、本来ならば『ロッカーズ』あたりから始めるところですが、私のブログを読んでる人なら、当たり前すぎるのでレゲエ編もやるかどうかは分かりませんが、いずれ機会があればということで。
さあ、その『アメリカングラフィティ』(以後アメグラ)ですが、私にとってはかなり思い入れのある、影響を受けた映画です。いや、ひょっとしたらレゲエDJ,H-MANもいなかったかもしれません。と、いいましても、最初の出会いは映画ではありません。

えっ?

私が『アメグラ』を知ったのは確か中学生の時だったと思います。私には三歳年上の姉がいまして、その姉に聞かせてもらったのが『アメグラ』のサントラでした。しかもレコードでは無く、誰かにダビングしてもらったのであろうカセットテープです。それと一緒に「ビーチボーイズ」のベスト版のカセットテープをもらいました。ただ私の周りにはオールディーズが好きな人なんて一人もいなかったし、姉もオールディーズが特別に好きだったわけではありませんでした。オールディーズブームなんてのもあったようですが多分姉よりも更に上の世代だったのだと思います。金も知恵も無い中学生の私にとってこの二本のカセットが全てで、歌謡曲以外で音楽という事を意識しだすキッカケでした。

その頃、ちょうどDCが発明、発売され始めたのですが、まだお店にはレコードが普通においてありました。ただ地元のレコード屋にはオールディーズはプレスリーとかポールアンカみたいなのしかなかったような気がします。ですから『アメグラ』のサントラのレコード実物を手に入れるのもまだ先の事です。そして、今の若い人たちは信じられないかもしれませんが、ビデオデッキが普及しだしたのもこの頃です。そして中学生の時についに我家にもビデオデッキが来ました。そして近所にレンタルビデオが出来たのですが、残念ながら『アメグラ』は置いてありませんでした。チャンチャン、、、お終い。

ですから『アメグラ』は当時の私には伝説の、いや幻の映画で、歯がゆい思いをしていました。しかしオールディーズの思いも断ちがたく、それ以外の映画、レンタルビデオで我慢するH少年でした。

まずは『グリース』ジョントラボルタ、オリビアニュートンジョン。これは最初テレビ東京のお昼の映画かなんかで見てビデオにとっていたんだとおもいます。ミュージカルの映画化ですね。ですから、当たり前ですがミュージカル臭くてイマイチだな~とも思いつつ何回も見ていました。そして最近DVDを買って見なおして見ました。そして分かったのは『アメグラ』のサントラを基準にしていた私には音楽がいまひとつピンとこなかったんだと思います。それっぽくは作ってるんですけどね。でも、なつかし~。ジョントラボルタ、、、最高です、、、『パルプフィクション』のあの人です。『サタデーナイトフィーバー』でもあります。

そして『スタンドバイミー』これは映画館で見ました。全編オールディーズが流れる良い映画です。サントラも姉が買っていました。ただやはり『アメグラ』のサントラに比べると弱いですね。そう考えると『アメグラ』のサントラはやはりハードコアな感じがします、今聞いても最高ですな。そしてこれはその後『アメグラ』を見てから分かる事なのですが、主人公の一人ゴーディが大人になってからの役とナレーションをしているリチャード・ドレイファスが、『アメグラ』の主人公の一人カートだったのです。わざわざ主人公の一人と書いたのはどちらも四人の少年、青年の話だからです。ただ『スタンドバイミー』にも不良の青年が出てくるのですがリーゼントがちょっとダサい気がしたのを覚えています。映画自体はとても良いですけど。

『バックトゥザフューチャー』誰もが知っていると思いますが。これも1955年にタイムスリップして多少オールディーズ気分が味わえてH少年は嬉しかったです。ダンス大会でマーティが「ジョニービーグット」(チャックベリーの代表曲『アメグラ』のサントラにも入ってます)を弾いてバンドのメンバーがチャックベリーに電話して教えるなんて場面もあります。

後はオールディーズというくくりじゃないかもしれませんが『アウトサイダー』もよく見てましたね。監督のコッポラは『アメグラ』の製作も担当しています。リーゼント、にジージャンとにかくカッコイイ映画です。H少年しびれておりました。スティービーワンダーの主題歌も良いです。ステイゴールド、、、

そして音楽の方は日本人のオールディーズを聴き始めます。クールス、キャロルはどちらかというとオールディーズじゃなくビートルズよりだったのですがクールスはバリバリでした。クレイジーケンバンドの剣さんも在籍していました。それから何と言ってもシャネルズですね。アルバムは全部持ってますが、みんな悪そうですね~、特に1st、2ndのジャケは凄いですよ!『アメグラ』サントラの中でもドゥワップに引かれていた私はシャネルズにグッときていたのでした。ムーンドッグスもかっこよかったですね。この辺の黒人音楽を日本人がやるということが今の自分につながっているのだと思いますよ。

その後、私は様々なブラックミュージックを聴きオールディーズから離れていき、レゲエにたどり着くのですが。1991年『アメグラ』のビデオが発売されます。今ではDVDが廉価版で出ています。今日ブログを書く為に久し振りにDVDで見てみました。ウンウン、、、、、
いつ買ったか忘れましたがレコードも引っ張り出してみました、、、ジャケットも最高です、、、二枚組みで見開きのジャケットにローラースケートを履いているウェイトレスのオネーチャンが微笑んでいます、、、ビデオカセットも引っ張り出します、、、

ターンテーブルつないでないからCDも買いにいっちゃおうかな~

ではでは。