続々・お仕事について | H-MANオフィシャルブログ「H-MANのナカナカナイブログ」Powered by Ameba

続々・お仕事について

いや~、ホントに景気悪いみたいですね~。フリーターも悪いとは思いませんよ。ダメだとは思いますけど。でも、この意識の違いが大きいんじゃないですか。アルバイトでもきっちりやってる人はアルバイトで終わるとは思えないしね。派遣とか、契約社員なんてのもそんなの最初から、いつ切られてもしょうがないでしょ。分かってた事じゃないんですかね?そこに気付いてなかったなんてのは、私は仕事が出来ません、先が読めません、って言ってるようなもんだと思いますけど。雇用する側の都合でいいようにされたなんていいますけど、そのシステムに乗ったのは自分だし、文句言う奴はどんな状況でも文句いうんじゃないんですかね。例えばその文句言ってる奴、いや、方が500万なり1000万、なんなら一億やるから好きな事してみろって会社に言われたら、何するんですかね?もちろん、好きな事と言ってもパチンコ行ったり、酒飲んだり、自分のローン払ったりしろって事じゃないですよ。何らかのアイデアを出して、儲けを出して会社や社会に貢献するということです。お客さんや、仕事先もニコニコって事です。部下も使って、部下の尻も拭かなきゃなりません。いや~、考えただけでも大変そうですよね。だけど、そうゆう事が想像できるほど賢くないんだろうね、きっと。

かと言って、企業側が悪くないとは私も思いませんよ、当たり前ですけどそちら側の人間でもありませんし。それどころか未だにフリーター、いや、それ以下ですよ。士農工商外ですからね芸人は。人気が無くなったら、お客さんに「何だよ!俺の事もっと好きになってくれよ!」とか言えばいいんですかね?みっともないでしょ?って言うかありえないでしょ?まぁ、最近は大人でも、みっともないとか、恥ずかしいとか、そうゆう感覚がなくなっちゃたんですかね。モンスターペアレントとか、クレーマーとか、オレオレ詐欺とか、救急車をタクシー代わりに使うとか、、、わけわからん、、、

なんか、話がそれましたが。とにかく、ほとんどの人は企業なり何なりに使われている、雇われている立場な訳ですが。どうすれば良いんでしょうね?確かに、いきなり仕事がなくなるというのは厳しいですよね。ただ、今後いきなり景気がよくなるとも思えませんし、ましてや国の景気対策!なんて当てには出来ません。派遣や契約社員切りで労働争議なんてしていますけど、会社にそんなに期待してるっていうのも、切羽詰ってんだか、能天気なんだかわけ分かりませんが。あまり得しないと思いますよ?まぁ、損得の話でもないですけど。そうすると自分個人で出来る事は何かと考えた方が良いんじゃないでしょうかね?どうでしょう?

って言うか、ここでやはり正法の話(正法の話が気に食わない方は読み流してくださいね、もちろん読まなくても自由ですけど)になってくるんですけど。様はやはり自力という事ですよね。どんな神様にすがろうが、念仏題目唱えようが、お守りとか、ペンダント買って教団に金払おうが、よけい金がなくなるだけです。そういう意味では正法は厳しいですよね、自分を変えるには努力と勇気が必要ですから。本当は一番楽な方法なんですけど、タダだし、でも人によっては都合が悪いようです。何でも人のせいにする人とかね。正法で説かれている事は当たり前のことだけです。


それは「足るを知る」という事です。


「ハァ!きれいごと言ってんじゃね~よ!」とか言われそうですけど、それ以外の方法がよければそうしてください。でも、やはり私のにはとてもピンと来る言葉です。

前回も書きましたが20代のフリーター、一人暮らしの頃。大体月収は20万弱、ぐらいだッたと思います。家賃は6万、残り10万チョイ。どうでしょう?「足ることを知る」人なら、「まぁ、若いしやっていけるでしょ、贅沢しなければ」という事ですが、「あれも欲しい、これも欲しい、あいつが羨ましい」なんて人には厳しいです、足ることを知らぬ欲望には限がありませんからね。ではその頃の生活のレベルはどのようなものだったでしょう?

カーテンは半年くらい無かったかな。TVは一台目も二台目も拾いもの、ビデオも拾ったな、そういえば。本は古本屋、CDも中古でよく買ってたな。洗濯機とガスコンロ、トースターは最初に買ったな。電子レンジは無かったですね。洋服もジーンズメイト的なとこで安売りみたいのを買ってましたよ、雑誌に載ってるような服は買えませんよね。そのジャケット一つで上から下まで揃っちゃうみたいなね。「どこそこで、ディッキーズが500円!!!」なんてみんなで興奮して買いに行っちゃたりして。車なんてもちろん持てないです。ダンスには友達に便乗させてもらってました。ありがたいことです、感謝感謝。それでもたまに誰もいないと、電車で行って始発で帰ってくるなんてのもありました。しかも、電車の中でお客さんに会っちゃたりして、、、同じ歳でも普通に働けば車ぐらい持てますからね、、、携帯なんかも随分も待たなかったです、そういえば。もちろん洋服も車も金も欲しかったですけど。あっ、引越しするような余裕も無かったですね。

ただ、これくらいの生活をすれば、この程度の収入でもいくらか金が残せます。なのでバイトが首になったり、辞めたくなってもなんとかなってました。家賃も遅れた事は一度もありませんし、夏はそんなに金になるわけじゃないですが多少DJする機会も多いのでバイトをやめ、家賃を6月末に3ヶ月分払ったりしてやり過ごしていました。もちろんホントにギリギリの時もありましたし、だらしない時も、ふてくされていた時もありましたが、この頃の生活が自分にとって基礎だと思いますし、これからも何とかやっていけるという自信にもなっています。しかもこういう事は若い内に経験し、身に着けておいたほうが良いと思いますよ。「金は無かったけど面白かった」と言い合える友達も少なくなってしまいましたが、そういきたいとこですよね。20代は若さと勢いがあって、出会いも沢山ありますが。30過ぎたら様々な別れも増えてきますね。

あっ、それからもう一つ気をつけていたことがあります。それは今でも変わらないのですがローンをしない、借金をしないという事です。もちろん誰かが、私ごときに大金を貸してくれるわけも無いんですが。返すあてのある人はすればいいんですけど。欲しいものは買える金が出来てから。当たり前ですけどね。



高橋信次先生の弟子の園頭先生は1999年に亡くなられましたが、このような事を言っていたそうです。


「いずれ日本は景気が悪くなる時が来ますからますから、生活のレベルを落としてもやっていけるようにしなさい」


それが今なのか、この先もっと悪くなるのか分かりませんが、やはり「足ることを知った」生活が出来ない、身についていない人は大変だと思います。いくら会社に文句を言ったって、そのまま会社がつぶれればさらに困る人が増えるだけなのですから。見分不相応な贅沢をしてきた人や、ローン、借金を何も考えずしてきた人が、いきなり仕事がなくなると厳しいとは思いますが、まさに付けが回ってきたと言う事だと思います。派遣や期間社員、パートやバイトのシステムを作ったのも企業ですが、それに振り回されたり、利用されたりするのは自分だと思います。前回も言いましたが、コンビニでも吉野家でパート、バイトでも贅沢しなければやっていけるんです。これも前に書きましたが生きていくだけなら乞食でも生きていけますよ、やはり腐っても日本、良い国ですね。自分を救うは自分自身だと思います。

長くなりましたが、この「お仕事について」はもう1回書こうと思います。今しばらく、おつきあいください。


つづく、、、


ではでは。