親子の関係~その2 | H-MANオフィシャルブログ「H-MANのナカナカナイブログ」Powered by Ameba

親子の関係~その2

では、つづき

コメントに書いてくれた方がいましたが、親を自分で選びお願いしたと言う事は結構色々な本などに出ています。それだけを見るとそのコメントの方も言っているように、なんか御伽噺のような夢のような話ですよね。私も自分が親になる前に高橋信次先生の本でその事を知ってはいたのですが、なるほど、そうなのか、そうかもしれないなと思いつつ、その意味をそこまで深くは考えていませんでした。その後園頭広周先生が更に具体的に書いている本を読み衝撃を受け、自分を振り返り、親に、嫁、子供の関係を考え直したのでした。そこの書かれていたのは高橋先生が「親は自分で選びお願いした」とサラリといわれた言葉の深さ、その具体的な親子、夫婦の約束事でした。それを読み、自分が親になった時やはり私は自分の生き方を変えずにはいられませんでした。そして信仰という事をより考えるようになりました。

頂いたコメントを読んだだけでも、母には感謝しているが父は憎い、良い両親、恨んでいた、母子家庭、、、色々な家庭、環境がある訳ですが、もし自分で親を選ぶのなら良い両親を選んだ方がいいに決まっているのに、実際はそうではないのは何故なのでしょう。

私たちは転生輪廻し何度も肉体を持ち、魂の修行をしているのですが、その中でさまざまなカルマ(業)をつくっていきます。それは良い習慣もあれば、悪い習慣(癖、傾向性)もあります。その悪いカルマを修正できる、そのためのヒントとなる親を自ら選んだという事です。自分の親を否定する事は、他人には嘘がつけても自分には嘘がつけない、その自分に嘘をついているという事になります。ですから自分の親はどのような親でも、良いも悪いもなく全肯定だそうです。そして自分に嘘のつけない自分が選んだ人(魂、霊)にこのようにお願いするそうです。

「どうぞ、私を子供としてください。私はあなたを『父』とし、あなたを『母』として、その子供として生まれることによって、あなた方を両親としなくては出来ない魂の勉強をさせて下さい」

当然ここで自分の親になる事を了承してくれたから、今生の親なわけで、もちろん断られることもあるようです。そして親は子供と次のような約束をするそうです。

「あなたは、どうぞ私達の子供として生まれてください。私達は、あなたを子供とすることによって魂の勉強をしなければならないことがあります。もし、私達が親としてのあり方が間違っていたら、あなたは自分が病気をするなり、怪我をするなり、場合によっては死ぬなりして、親に反省の機会を与えるようにして下さい」という約束をするそうです。

えっ!!!

私は自分の子供との関係を思い、あせったと同時に、自分の親との関係を振り返ってみて、とても納得してしまいました。皆さんはどうでしょう?思い当たる節があるとおもいますが。

かといって、あの時自分が怪我した、死にそうになった、それは親のせいだ、親の不調和のせいだ、とゆうのは事実ではありますが、だからといって親を恨むというのはお門違いです。自分はそのような体験、経験をしなければならないカルマがあったということでもあります、それを承知で親になってもらったのですから。しかもその時の親自身の状況、心の安らかさはどうでしょう。夫婦の不調和、離婚、子供との別れ、、、等々、心穏やかなわけがありません。しかも、その時の親も自分のように若く、未熟で、不安もあったことでしょう。親は地獄をみながら、身をもって見せてくれていたという事です。ですから自分にとって親は反面教師のいいとこ取りすれば良いという事ですよね。そりゃそうだ。
親が離婚していれば、しないようにすればいいし、良い親なら、さらに良い親になればいいということです。と言う事は、自分に子供ができ、親を見て、子供を見れば自分の成すべき事はおのずと見えてくるということになりますよね。

この世の中が男と女で成り立っていると言う事は、夫婦の調和が全ての基本になると言う事です。親との関係も自分が夫婦調和し子供(親にとっての孫)ができると自然と良くなってくるものです。妻(もしくは夫)との調和も自分が変われば相手も変わります。そして子供は親が調和していれば自分の道は自分で見つけていくそうです。
今更、親を変える訳にもいかないし、人が変わる事を期待しても埒は明きません。自分を変えていくしかないですよね。やはり正法は自力です。お金もかかりません。ただそれには勇気と努力、自分を見つめ、反省し、行動することが必要です。

いかがでしたでしょうか?私の拙い文章でわかりにくいところも多いと思います。申し訳ありません。そんな転生輪廻とか、あの世とかそんなのねーよ、という人もいると思います。ただ、親子の間にこのような約束があったとしてもなんら不都合はないと思いますが。いかがでしょう?

でも考えてみれば、単純ですよね夫婦が調和すれば全てうまくいくのですから。ただ調和も限がないですから大変ですけどね。いろんな事が起きますし。実践してみてください、自分が変わると、ホントに変わりますよ。

えっ!私?経験済みですよ、本当でした。といってもまだまだですが。両親、嫁、子供、縁があるって不思議だし、面白いですよね~。感謝!感謝!!

ではでは。


おっと忘れてた”かずま”さんがコメントで張ってくれたリンクをはっときます。「日本史と世界史」に興味のある方チェックしてみてください。私もまだ軽くしか見ていませんがかなり詳しく書かれているようです。

 http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea.html

ではではでは。