僕は、最近日本酒と肴に目覚めてきました。日本の魚は世界的にみても素晴らしいです。日本の魚が素晴らしい理由は、日本独特の地形と海流にあります。海外の魚が大雑把な味の理由は深海がない、海岸付近の森がないでしょう。

 

多くの日本人は、脂がのった大型回遊魚(例えば本マグロとか)がお好きなようですが、大型回遊魚は水銀問題があるんです。マグロ好きの皆さん、なぜ江戸時代の庶民がマグロをゴミとして扱ったか。味覚の時代差じゃなくて、本質的に大型回遊魚は危険だとの教えなんです。

 

気になる人は、一度、毛髪検査で体内に取り込んだ金属量の検査結果を調べてください。一般的にマグロは水銀を多く含みます。マグロに含有される水銀は、タンパク質と結びついた有機水銀なので身体に悪さはしないと思っている方に警告。

 

金属別の電子軌道を調べてみなさい。量子化学の知見があればピンとくるはず。

 

脱線しました。料理を美味しく見せる撮影のコツは、太陽光に近い照明を斜めから逆光で撮影するんです。逆光とは、レンズの反対側に光源(太陽光やLEDライト)がある状態です。その真逆の順光は、スマホやカメラからライトを照らして撮影することを云います。

 

カメラ(スマホ)レンズ側から光を当てて撮影すると、素材のシズル感(あぶらの照り感)が表現できなくで、見た目不味そうになるんです。

 

なので、料理撮影の際は光源を、時計の針10時半か2時半に配置して撮影するんです。光源は太陽光でもLEDライトでも良いです。ぜひ、光源の位置をかえて試してください。

 

下の画像は、僕の趣味カメラのレンズとLEDライトです。レンズを料理素材とおもってください。この写真は写り良くないですが、だいたい光源の位置はこんな感じで料理が美味しく撮影できます。

 

アスパラの天ぷら撮影しようかな。