6:00  起床
看護師さんの体温計りましょう。で起こされる。

体温  35.8°c


6:30  血糖値測定 88mg/dL


7:00  朝食
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今日は日曜日、検査もなし。明日はいよいよ腹部皮下腫瘍の切除手術です。段取りとしては、パンツ1枚のみ病衣を着て待機、手術時TシャツなどはNGです。手術前は絶食・絶水の指示があります。準備ができたら手術室へ。

点滴で麻酔薬を投与しながら、口と鼻を覆う酸素マスクをします。麻酔が効いて意識がないなかで、気管に直接酸素チューブを挿入。この時に、前回入院2日のブログで書いた、麻酔医からの依頼で救命救急士の気管挿管実習をする事になっています。


手術中は、体温計や尿道管、心電図、血圧計、点滴、呼吸や心肺の状態を見るパルスオキシメーターを指に挟みます。術後もモニターや尿道管は1日ほどついた状態だそうです。既に手術を終え、明日退院が決まっている同部屋の患者さんいわく、

「手術台にのって麻酔が効いて意識をなくしたら、次の瞬間目が覚めたらいつの間にか終わっているからあっと言う間だよ」だそうです。


抜歯した時の歯茎の奥に局所麻酔を打つ注射の痛みに比べれば屁の河童。問題は、糖尿病患者の傷口の治りの悪さが術後どうなるかだけですね。


10:00  外科医局の回診


10:28  体温、血圧測定
           36.2°c 脈拍69  78-114



11:00  血糖値測定  102mg/dL


12:00  昼食
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外出許可には、13時から外出と書きましたが横浜から来る姉の飛行機のフライト次第です。低気圧が大陸側から東シナ海にあるので多少は遅れるでしょう。今回の立会いで病院に宿泊するベットが余ってないので、僕の家に泊めるつもりです。

初めての土地で迷うかもしれないので自宅と病院の行き来だけでも、出来るように道案内とバスの経由や停留所を教えなくてはなりません。タクシーで600円ほどの距離ですが、バスなら片道170円ですから毎回タクシーは勿体無い。


14:28  姉来院
担当ドクター、姉、僕との三者で、明日の手術に向け皮下腫瘍の画像所見と手術の概要説明を受ける。

その後、姉を自宅に案内して鍵を渡す。明日の午前中にまた来院する予定。



16:00  病院戻り
看護師さんから、明日の手術に向けて塩酸リルマザホン2mg一錠、センノシド12mg二錠それぞれ消灯前に服用するようにとの事。リルマザホンは一般的に所謂、睡眠薬でセンノシドは便秘薬として使われますが今回手術前なので下剤として用意されたものと解釈できるかと、、、、、。



17:00  血糖値検査  125mg/dL


18:00  夕食
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20:00  体温、血圧測定
            36.0°c  血圧を教えて貰うの忘れた


フィギュアGPシリーズアメリカ大会の女子フリーを途中まで鑑賞しました。永年選手生活を送ってくると身体のあちこちに古傷や故障を抱えるもので、調整は難しいですし、中々十代の頃のような回復もままなりません。仮にシーズン序盤に調子よくてファイナルまで出場する事になれば、そこから世界選手権の出場権がかかる全日本までのスケジュールが、かなりタイトになります。


オリンピックシーズンと違い、世界選手権前の調整には四大陸があるのでここは全日本に集中という事で、結果オーライと捉えてはいかがでしょうか。まあ、あくまで一ファンのたわ言ですが。しかし、最近はあの人の名前を中継で聞かなくなったのは、ようやくマスゴミでも賞味期限切れの認識なんでしょうね。







20:45  塩酸リルマザホンとセンノシドの錠剤を飲む


21:00  消灯
明日からのブログ更新に、多少支障をきたすのでドクターを交え三者で話した内容を説明しなくてはなりません。


結論から言えば、昨日までの造影剤を使ったMRIやCTの映像を見ると、粘液線維肉腫(ねんえきせんいにくしゅ)と言うもので悪性腫瘍の可能性がある。この粘液線維肉腫は主に血液によって他の臓器に組織が運ばれ転移するといわれているそうです。




皮下組織や筋肉などの軟部組織と言われるところから発生する悪性腫瘍です。全身のあらゆる部位に発生し、約60%は四肢(うち2/3が大腿部などの下肢)に発生すると言われています。

2012年度までの統計では頻度として脂肪肉腫が最多で、悪性線維性組織球腫、平滑筋肉腫、粘液線維肉腫の順に多いという状況です。腫瘍の種類によって、発生部位や好発する年齢に特徴がみられます。脂肪肉腫や粘液線維肉腫は大腿部に、類上皮肉腫は前腕から手の浅層に多く発生します。進行すると血行性に遠隔転移を生じることがあり、特に肺への転移が多いとされています。

症状
主な症状は腫瘤(しこり)や腫れであり、痛みは伴わないことが多い。

診断法
画像検査としては、単純レントゲン写真やCT、MRI、PET-CTなどがありますが、軟部肉腫の大きさや部位を診断するために最も有用なのはMRI検査です。良性か悪性かの判断が困難な場合にはPET-CT検査が行われることもあります。特に術前の手術計画をたてるためにはMRI検査が重要です。また、軟部肉腫では、肺への遠隔転移を起こすことがあるため、病期の決定には胸部CTの施行が必要です。



ーーーーーー以上、国立ガン希少ガンセンターより引用









組織を病理検査にかけた訳ではないので、悪性とも良性とも言えないが、幸いな事に検査画像からは、組織に血管が癒着しているように見えないので転移は考えにくい。また、初期に転移が見られる肺、腎臓、肝臓に癌らしきものは見当たらないので今の所は転移は確認出来ないとの所見でした。



単なる良性の脂肪腫であればそのものを切除すれば済むが、悪性腫瘍であったなら癒着している組織も切除する必要があるので、接している皮膚組織の一部と筋肉の一部も丁寧に切除する必要がある。切除した腫瘍の組織が悪性か良性かの検査は、島内では出来ないので鹿児島の病理検査へ組織を送る事になる。


検査結果は、約2週間後になるので退院して外来受診した際に通告される予定。


当初、簡単な手術だと思っていたが数時間かかる模様。しかも、術後は直ちにICUに移され1日だけは24時間体制でバイタルを見ながら検査と治療を行いつつ、経過を観察するそうです。


いきなりICUと聞くと集中治療室を想像して生死の境を彷徨うイメージですが、最近は、術後に患者の変化が一番起きやすいので、一般病室だと対応が遅れる可能性がある事から事前にICUの24時間の管理下で1日だけ過ごし、術後の回復をうながす目的で使われる事があるそうです。



ICUの中に入ると私物は一切持ち込めません。なので、明日から2日間位の6日目、7日目のブログ更新が出来ないと思いますので改めて一般病室に戻り次第、直ちにブログをアップするつもりです。それまで暫しのお別れです。



先ほど服用したリルマザホンが効いてきたみ、、タ、、ぃ、、、。zzz











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