先日のショートプログラムを終え、フリー滑走の最終グループの全員にメダルのチャンスがあります。


記者会見でライザチェック選手は四回転は回避すると言ってました。


先程見たCXのスポルトでアメリカNBCTVの解説者がインタビューで、「四回転を跳ばずにオリンピックチャピオンになったら、今後男子フィギュアの未来がうしなわれる。だから私は四回転は必要不可欠だ。」と言うプルシェンコ選手の発言に対して、

NBCの解説者は、「彼は、他の選手にプレッシャーを与えるつもりであんな煽る言い方をしている。」 とそのインタビューに答えてましたが、多分その解説者はライザチェック選手に対する牽制と思った様ですが、


僕には、そうは受け取れませんでしたね。プルシェンコ選手は四回転に確固たる自信を持っています。

最終滑走である彼の考えは、四回転を跳ぶか跳ばないかではなく、四回転を1回にするか、2回にするかの問題ですので、


ライザチェックに対するメッセージではありません。何故ならライザチェック選手が四回転を入れるのは一か八かの時しか使えません。

あれだけ身長のある選手が回転数の多い、しかもオリンピックと言う4年に一度の大舞台で更に、1番滑走ですから、リスクは3Aだけにしないとメダルすら危険です。戦略はキムヨナさんと一緒でプログラムの完成度での勝算だと思っています。ショートプログラムで以外にプルシェンコ選手と変わらない得点を得た事が自信になり、ジャッジにも好印象を持たれていると確信した筈です


僕個人の私見ですが、ライザチェック選手は3Aさえパンクする可能性が大きいです。あの身長で、少しでも回転の軸がぶれると終りです。


高橋大輔選手の一番の問題は、四回転を跳んで仮に着氷したとして、終盤のジャンプを跳ぶまで、フィジカルが維持出来るのかに、かかっています。達成出来れば、高橋大輔選手が持つ世界最高得点を更新してプルシェンコ選手にかなりのプレッシャーを与えられます。


織田信成選手は順位と滑走順から、グループの中で唯一迷わずに四回転を跳ぶ事ができます。決められたら、何か起きるかもしれませんね。


高橋大輔選手には、是非四回転を決めて、表現力とはこういうものだと言わんばかりに演技して欲しいと思います。


(^_-)キラキラグッド!