『限りなく透明に近いブルー』のあと、大学1年の夏休み、帰省中に読んだもの。


これもタイトルがカッコ良くて、という理由で購入したが、キクとハシという2人の主人公の力強さと、

やはり緊張感とスピード感で高揚しながら読んでいた。


夏休みの終わり、高速バスで東京に戻る途中で西新宿のビル街が見えてきたとき、

当時東京という都会に敵対意識を持っていた自分は、物語のエンディングと強くリンクしたのを思い出す。


現在でも帰省時に時々持って行き、対東京、対社会へのエネルギーを掻き立てる材料としている。


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