『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の続編的なもの。



数字を意識するということだが、
普段仕事の中で当たり前と思ってやっていることであり、上記の前作も読んでいるので殆どの内容は理解していたが、
非常に分かりやすい例でうまく書かれており、
まだまだ意識できる部分はあるなと実感した。



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帰省の電車で読むつもりで、
別の本と合わせて2冊持ってきたのだが、
どちらも意外と早く読めてしまい、
下巻も持ってくればよかった。。
敢えて「消費者」という言葉遣いをしている。

消費者はターゲットではなくパートナーという点は確かにその通り、うなずける。


狙うターゲットだけでなく、「買いたがっている人」の分析については、正直当たり前と思うが、その分全くできていなかったのが悔しかった。。


また、スラムダンク一億冊キャンペーンの話は広告に携わる者として一読しておくべきでは。
1984~86年に連載されていたもの。

フィリピンやブラジルの破産宣言に端を発する世界恐慌の中、

規模で国家をも超える巨大コングロマリットの7社「ザ・セブン」と対決する

政治結社「狩猟社」の代表鈴原冬二のカリスマっぷりや、彼を支える

優秀な官僚や科学者のブレーン、宣伝部長のゼロなど、魅力的な人物たちが

エキサイティングに日本を動かしていく。


やはりそのエキサイティングさと緊張感の掛け合わせが魅力である。





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