入院中のお話を少し。


私が出産をした病院は個室で


出産後の翌日から日中は母子同室


夜間はナースステーションで赤ちゃんを預かってくれました。


初めての出産


抱っこの仕方も


おむつの換え方も


ミルクの作り方も


分からない


なにもかも分からないのに


母子同室の初日


赤ちゃんを連れてきてくれた看護師さんは


ぽーんと赤ちゃんをベッドに置いて


「今うんちしてるからおむつ換えてあげて」


「ミルクの量は20で」


「ミルクの作り方は○☆□×・・・・」(早口で聞き取れなかった)


「飲んだらゲップさせて」


「泣いたらまずおむつ見て、してなかったらミルクね」


と次から次へといろんなことを言って


質問する間もなく部屋を出て行ってしまった。


とりあえずおむつ交換に挑戦


触ったら壊れそうなくらい弱弱しい体


初めてのおむつ交換はかなりどきどきだった


ちゃんと聞き取れなかったミルクの作り方


その結果しばらくお湯の量を間違えていた私


今思えば缶に書いてある説明を読めばよかったのにね


スプーン1杯に対してお湯20が正しいのに


スプーン2杯に対してお湯20で作ってしまってた


濃いミルクを飲まされていた息子くん


ごめんなさい


きっと胃に負担になっていただろうね


そして入院中一番苦手だったのがゲップをさせること


いとこが子供をゲップさせる姿を見たことはあった


自分の肩の上に子どもの顔を出して


背中をぽんぽん


記憶を辿りながら挑戦


しかし


縦抱っこってどうやったらいいの?って感じだった


こんなふにゃふにゃで頼りない体をどうやって自分の肩の上に?


どうしてもうまくできなくて


肩の上に出すんじゃなくて


自分の太ももの上らへんで


垂直にはできないから斜めの姿勢


うまくゲップを出させてあげれなかった


でも、看護師さんがしばらく縦にしててゲップしないんなら大丈夫って


言ってたから


今回もゲップしないな~


しばらく縦抱っこしてたから大丈夫かって感じで


出させずに寝かしたことがしばしば


だめなお母さんだね


息子くんはミルクを飲んだらほんとすやすや眠る子で


毎日病院に来てくれていた両親は


起きて~とつまらなさげだった


夜勤の看護師さんからは飲んだらよく寝るから


一番手がかからないって言われた


息子くんも寝てるし


私も寝て体を休めればいいんだけど


ずっと寝顔を眺めてた


両親からも少し寝たらって言われた


入院中だんなさんは


仕事があるので当然日中は来れず


面会時間の20時までに来れる日は来てくれていた


面会時間が終わって帰ったら


寝る前に電話をくれた







入院中に泣いてしまった時があるのですが


その話はまた書きます。











出産レポの続きです。


看護師さんから「2時間ほど分娩室で横になっていてね」と言われる


看護師さんが部屋を出て行き私は一人に


しばらくしてだんなさんが来てくれた


目が赤くて、泣いたんだなって思った


だんなさんが「よくがんばったね」って言ってくれて


手を握ってちゅーしてくれた


すごくうれしかった


「一人ずつ入るように言われているから」と


だんなさんは出て行き


次に母が来てくれた


子宮が収縮する痛み(後陣痛)がつらくて


母に腰をさすってもらった


交代で父


次に義母が来てくれた


それぞれと少しずつ話をして


まただんなさんが来てくれた


腰をさすってもらったり足を揉んでもらったりして


痛みをやりすごす


看護師さんが赤ちゃんを連れてきてくれた


私のベッドの横に赤ちゃん


みんなにも部屋に来てもらって


写真撮って


ビデオも回して


産まれたばかりの赤ちゃんを見ていた


そしたら


赤ちゃんが「くしゅんっ」って


かわいいくしゃみをした


私は小さな手を握って


愛しくてたまらないわが子を見つめた


義母は看護師さんに「異常はないですか?」と聞いた


私はなんだかその聞き方が嫌だった


心配してのことなんだろうけど


その時は嫌だった


でも今思えば


だんなさんが心臓に異常があって1歳で手術してるってこともあるから


義母としては当然の心配だったのだと思う


2時間が経ち


病室に戻る


昼食が用意されていて


その日のメニューはカレー


出産後で体はボロボロだけど


お腹は空いていて


体ががくがくして手も震えたけど


それでもカレーを食べた


15:00にはおやつのロールケーキとコーヒーが出てきて


これも食べた


出産後間もないのにごはんを食べている私をみんなは不思議そうに見てた


10:15の内診中に破水して


10:40ごろから始まった陣痛


そして12:18に出産


私の初産はこんな感じでした。


安産だったのはいいことだけど


時間がかかると言われる初産がこんな感じだったので


2人目の時は気を付けていないといけないみたい


そして謎なことがひとつ


母子手帳の分娩時間は3時間21分


いったいどこからのカウントなんだろう・・・


次は入院中の出来ことが書こうと思います。



出産レポの続きです。


息子誕生のその後・・・


お腹を押されながら胎盤を出す


先生がへその緒を見て何やら驚いている


なんとへその緒が結ばれていた


とても珍しいことのようで先生も見るのは初めてとのこと


私にも見せてくれた


後でへその緒が結ばれていることについて調べてみたところ


結ばれている状態のことを「臍帯真結節(さいたいしんけっせつ」と言うようで


とてもレアなケースのようです


そしてとても怖いことのよう


私の場合結び目が緩かったのが幸いですが


結び目がきつくなってしまった場合


発育不全や機能不全、最悪、胎内で赤ちゃんが死亡するということも・・・


調べてぞっとしました


それと同時に無事に産まれてきてくれたことに本当に感謝しました


赤ちゃんは血だらけのため胸の上にタオルを置き赤ちゃんを抱かせてもらう


初めて対面した時、なんて声かけようかなって考えてたんだけど


そんなのどっかに行ってしまった


私の口からは言葉にならない「あー」という声しか出てこなかった


ちなみに考えていたのは


「やっと会えたね」とか「初めまして。お母さんだよ」とか


その後赤ちゃんは体重を測った後隣の部屋にいるだんなさんの元へ連れて行かれ


私は会陰縫合


これが地味に痛かった


私のあそこはいったいどうなっているんだろうってすごく心配になった


あそこを切るとか縫うとか想像できない世界


赤ちゃんが連れていかれた隣の部屋から


「もう?(産まれたの?)」という母親の声が聞こえ両親が病院にいることを知った


この時


部屋にいた両親とだんなさんは


赤ちゃんを抱えて看護師さんが入ってきた時


え??誰の子??と思ったらしい


それくらいあっという間に産まれたんです。


そして


結ばれていたへその緒も珍しいということで胎盤と一緒に見せてもらっていた


長くなるのでいったん区切ってもう少し出産レポを続けます。


なかなかうまくまとめられないなぁ・・・