出産レポ②の続きです。
分娩室に移動しベッドに横になる。
質素でこじんまりとしと部屋でイメージと違った。
痛みが増す中、旦那さんが来るまでは産まれないでと切に願う。
先生が入室。
先生から看護師さん2人に「呼吸法の練習を始めて」と指示がある。
子宮口の様子を見て先生退室
痛みが来たら、鼻から吸って口から出す
痛みのピークで息を止めていきむ
そしてもう一度息を大きく吸っていきむ
看護師さんの声かけのもと練習をしていると
例のKYな看護師が(出産レポ②に登場)
「先生はすぐにでも産まれる風に言ってるけどそんなに早く産まれないよね」
ともう一人の看護師に話かける。
再度先生登場。
その時雷が鳴り
先生と看護師さんは
「雷嫌い?」「昨日もすごかったよね」なんて会話を繰り広げる。
私にとっては人生の中で何度ともない大事な大事な時なのに
なんでそんな会話しちゃうかな。
何回かいきんだ後
入院用のバッグに詰めていたタオルが持ってこられ
だんなさんが到着していることを知る。
今、思えば
「だんなさん来ましたよ~」とか
私を勇気づける言葉をかけてほしかった。
痛みと戦う中あそこに注射をされ
朦朧としながらも麻酔だ。切られるんだと思った。
そして思った通り会陰切開
何回かいきんだ後
先生から「頭見えてるよ。目を開けて股を覗き込むように」と言われる。
自分としてももうちょっと出てくるという感覚があり
もう痛みが来るのは嫌だ
次いきむタイミングで産む!と強く思う。
力振り絞って渾身のいきみ!!
ドゥルン
産まれたー!!
ちゃんと泣いてくれるかなと心配していると
おぎゃー!!おぎゃー!!と
元気な息子の泣き声が聞こえてほっとした。
無事に産まれてきてくれた。
12時18分
2,598gの男の子誕生
10時15分ごろ破水しあっという間に産まれました。
私は長い時間陣痛に耐えるというようなお産を想像していたけど
想像とは全く異なる、心の準備ができないままの急なお産になった。
産まれたところまでは書き切りましたが、出産後の話をもう少し書き続けていこうと思います。