最初にDIAMOND☆DOGSの公演を拝見したのがValentineShowだったので、オープニングにかかる曲

「Happy Valentine」音譜を聞いただけで、「ああ、帰ってきたー」っていう変な思いが湧いてきて、ちょっとうるっときてしまった今回の公演…ヴァレンタインショウは本当に大好きな公演ですラブラブ




ここから先は、千秋楽を中心に、あくまでも個人的感想ですので、悪しからず…。





1幕danceact、2幕はLive中心の2幕構成で、今回のテーマは「月光」と「都市」


都市名になぞらえた個人演目の続くdanceACT


最初は、ベートーベンの「月光」のオープニングactを経ての皓平くんのnumberは、「snow wien」


半年くらい前に今回の音楽監督のメンバー、TAKAちゃんに「TAKA的レクイエムを作ってほしい」と、メールでお願いしたという皓平くん。←この話を、ばらされて恥ずかしそうにしていた皓ちゃんが可愛かったべーっだ!ラブラブ


鎮魂歌というだけあって、切ないメロディー。


ただ本当にキレキレな皓平くんのdanceは見ごたえがあるし、後半にかけての感情の持って行き方が半端なかったですねキラキラ


あれは、無情とか、哀しみとかを表しているのかな…千秋楽、両方の脚を震わせる皓平くんは、何か決して手に入らないものを求め、耐える風な感じに見えたのでした。

本当に素敵bodyで魅せて踊る、D☆のジョルジュ・ドンwは健在だなと思うのでした。


皓平くんは、今回も全編に渡ってかなりの量を踊ってます。本当にD☆の中堅。頑張って、頑張ってぶれない彼の存在感は、今、とても安心して託せる柱だなあって思うのですよ…danceは…ね…あせる

漢字の書き取りと、Voは…お歌は…もっとガンバレべーっだ!グッド!



で、利くんのnumber「Miamisunset」で一緒にタップを踊る合間の、類くん、皓ちゃんの寸劇。


千秋楽にはつきものの、ハリセン←類くん言う所の「扇」登場。


それまでは金属のお盆だったところ、皓ちゃんが思い切りばしって類くんを叩いて、そっからのタップ。


あの小さいテーブルの上でのタップ、皓平くんが煽ったこともありましたが、流石に千秋楽は、お客さんの拍手も半端なくて、利くんが限界近くまで飛んで踏んでるのが素晴らしかったです。


…が、それにしても類くんのタップから目が離せない1曲でもありましたよねwww

凄い稽古したんだろうなって…思いました。



最後のリーダーのnumber「ブカレスト」。


最初に紐を咥える仕草にしてもそうでしたが、日を追うごとに、扇情的になっていってるよねっメラメラて思いました。

言い方はアレかもしれませんが、悶えて乱れて、肌脱ぎになるリーダーは、本当に美しいの極みでございます。うすら笑さえ浮かべる巨女…皓ちゃんに翻弄される姿は正に、眼福でしたドキドキ



で、2幕です。


まあ、体力的にはここからが本番?的な感じもしなくったのですが、通称「dancebattle」と言われていたコーナー。


今回は「美中年戦隊ルナレンジャー」。千秋楽が最終回。


最終回ということは、皆さんの予想通り、敵キャラ類TAKAちゃん同士の抗争の末、TAKAちゃんのビームで、そうバンド麺を含め、まさかの全員死亡ですよwww 

最後にはタライに命中してTAKAちゃんも…。


(タライは最終的に3回流れてきてて、類くん、最後にはイエローキャブこと皓平くんを直撃してました)


ここで、キーボードのケンゴくんが、ipadを片手によたよたステージセンターまで…。戦隊系のショーをご覧になったことのある方なら想像に易いとは思うのですが、ケンゴくんの棒読み


「このままだと、みんながやられてしまう! みんなの声援で、ルナレンジャーに力を!」的な発声があり…


「さあ、みんな…がんばれー、ルナレンジャー!…」


「「「がんばれー、ルナレンジャー!」」」


「お前ら! 千秋楽だぞ!」←もっと来いよ!って眼鏡くんが叫んでいると思ってくださいwww


「「「「「がんばれー、ルナレンジャー!」」」」」


で、よろよろ復活、ルナレンジャー!(お写真は博品館のブログ参照で、お願いします)



2日目の挨拶で、リーダーが


「今日、初めてD☆Dを観にいらしてくださったみなさんには、この人たちは、一体何がしたいんやろ?、どこへ行きたいんやろって思って、胸がザワザワされたかと思うのです…そんなザワザワの正体が知りたければ、日曜日までやってますので、また観に来てください…で、運良く俺のファンになって頂いてべーっだ!恋の矢…って、こんな風な珍道中を繰り返してます、これがDIAMOND☆DOGSです…チョキ


なふうなことを言っていたと思うのです。



個人技を魅せるdanceACTあり、ドリフ全開のdancebattleあり、デビューしたことでなんとなくではあるけれど、自信と、厚みを増した感もするLive有りと、てんこ盛りの2時間強で、これを全部、魅せられるところがD☆の真骨頂だと思うのですが、違うかな?w


Liveも、新曲「SADAME」からはじまり〆の7☆s、encのONEまで、本当に楽しい時間はあっという間なのです。


ValentineShow 楽しいので今後も是非続けていただきたい公演だと思います。






2/10~2/17 銀座 博品館劇場

本当に、久々に行った紀伊国屋ホール。


つかさんの作品は、それほど好きな訳ではないのだけれど、今回ほど、自分の中に刷り込まれてきた「芝居」というものを感じたことはなかったなと思うのです。



放送禁止どころか、差別用語満載のセリフが、それこそ機関銃のように役者の口から吐き出されるあの独特なぴんと張り詰めた空気感。それこそが、本多劇場で、スズナリで、若かった頃の私を育てた「芝居」にほかならないのです。


つかさんが、口立てで芝居を教えた「最後の愛弟子」と演出の岡村氏に言わしめた馬場徹さんが演るというのだから、1回くらいは見ておかなきゃなって思っていて、いろんな事情で、1回しか行けなかったのは残念だったけれど、それでも、あの木村伝兵衛という役を、「今の馬場さん」に振ってくれた岡村氏に本当に感謝したいです。



板橋の、それこそ背骨に流れるハイソな香りを残しつつ、品のない台詞をばしばし飛ばして、涼しいカオで女をその腕に抱き締める馬場さん。


今年の6月でまだで25才なんだよなー。若~。



比較的、早い段階で観劇したので、観劇後興奮冷めやらぬお友達と語った


「本当に、この気持ちを言葉に表すの、難しいし、上手く伝えきれないから、とりあえず、いいから観てっ!て言いたい。百聞は一見に如かず。チケットまだ余裕みたいなんで、資金さえあればチケット買い占めて、いいから観てって、迷ってるみんなに渡したい!」←これが感想の全てでしたwww


そんな東京公演も、本日が楽日ですか…。


稽古期間中にドラマの撮影行ったり、台詞量半端なかったから、途中だいぶ喉を傷めていたのではないかと、みんな心配していた馬場さん。お疲れさまでした。



あなたの木村伝兵衛は本当に美しくて、岡村氏が呟いたとおりにペガサスでした。




2/18まで 新宿 紀伊国屋ホール
3/2 大阪 森ノ宮ピロティホール(3/1、通し稽古のチケットもあり)

…はあ、何から書き出したらいいんだろうか…。


8月の終わりに、12月にストレートプレイに出ますと言われてから、表題やら、モチーフやらが出るまでに相当に時間がかかったように思われます。

最初のイメージ「蛇皮のシャツきた若いツバメ」www




tpt「地獄のオルフェウス」


初めのフライヤーというか、サイトもそうでしたが、masaが全面に押し出されている辺り、どんだけmasa推しなんだよぅと思ったものです。



まずは、本日千穐楽、おめでとうございます!


詳しいストーリーは、たぶんもう色んな人が書かれていると思うので、私の持った感想と、今日のアフタートークのまとめを中心に書こうと思います。あくまでも、個人的な感想ですので悪しからず…。



舞台上、下手に雨に濡れる、大きな夜のガラス窓のある天井の高い店内。内階段も鉄骨みたいな冷たさを示しています。雨が止むと、上手の上から差し込む細い陽の光。


光以外は外の景色を映さないガラス窓に揺れる木の葉。真っ赤な夕景、深いブルーの闇、淡い色をした朝焼け…。そんな情景に彩られた愛憎劇。




本当に日に日に変わっていく生な舞台でしたね…。


masaもどんどん大人っぽく、ちょっぴりワイルドに?なっていった気もしますし…。



ただ、内容が内容だけに、そう何度も観ることは耐え難いとは思っていたのですが、流石に平日の客入りがあそこまで凹むと、そうは言っていられらないよと思うのが、ファン心理というやつなんでしょうか…。
正直、masaの出ている舞台で、あそこまでお客さんが入っていない惨憺たる劇場を今まで見たことがなかったし、まあ、交通費も含め、1時間くらいあれば行ける劇場ですから、ちょっと無理しても通うかなぁと情にほだされてしまいました。だって、お友達みんなこの年の瀬に遠征してくるくらいなのですから…。
キャパとしては、決して大きくはないけれど、小さくもなく…。うん、難しいところではありますよね…。
たぶん、そんなことも大いにあって大人の事情で、最終週の平日マチネに行われたアフタートーク。(誰かが言っていたけれど、出来ればそういうイベント性のないところで勝負して欲しかったと。でも、こればっかりは、商業演劇は仕方のないことですよね…。)



今日のメンバーは、保坂さん(レイディ)とmasa(ヴァル)と演出の岡本健一さん。時間は本当に短くて、10分くらいだったと思います。



お題は、レイディとヴァルはお互いをどのあたりから意識し始めたのか?ということ。レイディの保坂さんは詳しく言ったら、ダメですよねって岡本さんに確認してました。岡本さんも、ダメって言っちゃったから、詳しくここというのは無かったのですが、保坂さんとしては、最初にヴァルを見た瞬間から、気持ちはそっちに向いてるとおっしゃってました。それに対して、ヴァルは、「酔って帰ってきたときかな…」って。あの辺りで、ヴァルはレイディに誠意を見せたいとう風に変わってきたかな…とも。岡本さんには「酒の力を借りて?」って突っ込まれてましたけれどwww 時にはそれも必要ですよね…。


MCをなさっていた「ぴあ」の戸塚さん?は、レイディがヴァルを意識したのは、ヴァルが自分の身の上話を始めたときに、レイディはあの店のガラス窓から外を眺めながら背中越しに、そのヴァルが14才の時にそういう体験を済ませた話を聞いてるあたりで少し心が動いたんじゃないかと妄想してます、とおっしゃってましたwww



あとは、岡本さんの演出方法が、演出家からの指示ではなくて、役者がガーっつと台詞をやりあってるときに、そこに「今のはどんな気持ちで言ってるの?」「じゃあ、なら、もっとイって?」と質問で突っ込む方法なので、稽古序盤は台詞を入れることに必死なので、そこまで考えてしゃべってないこともあって、稽古場ではしばらく質問禁止にしたともwww



岡本さんは「このウチが本当にあったら、この中ってかなりヒドイ状態でしょう?」ってセットを見渡しながらおっしゃってました。






まあ、確かに…。


二階で死にそうな旦那は、自分の父を焼き殺し結果的には別れたとはいえ、その時身篭っていたその恋人との子供を堕胎して、結婚しなければならなかった相手。確信はなかったけれど、ヴァルを受け入れたレイディに、旦那はそのことを自分の口から告げたのはきっと最期通告みたいなもの。旦那はきっとみんな感づいてる。


当のレイディも、18の時から15年間、愛の無い結婚生活を強いられてきた。

クートレール家のおぼっちゃんデイビットとの甘く辛い思い出を抱えられなくなって、最後には全部本人にぶちまける。


「私も、あなたも(結婚相手に)買われたのよ!淫売に成り下がったの!」



ヴァルは、言った。


「人間には2種類いる。買う人間と買われる人間…それと、焼印を押されない人間…」


岡本さんも言ってたけれど、15才からヴァルは自分自身を「売って」生きていくしかなかった。そんな想像できないような背景を、この中のみんな生きてる訳で…。


家族が散り散りになった14才の頃のヴァル。

最初は森の中、川のほとりで、自分で狩った獣の皮を売って生きてきた。それこそ原始的に野性的に。けれど、森を捨て、一歩街へでた瞬間から、自分が蛇革を纏い、買われる側の人間になった。


人間は孤独な入れ物だとも言ったヴァル。

相手を知るために、最初は触れ合うことだと思っていたけれど、そこで得られたものは偽りの愛でしかなくて、みんなそれに騙される、とも。


そんな二人が出会って、惹かれて愛し合って、子を成す訳ですが、タイトルの示す通り明るい末路は待っている訳もなく…。



1回目に見たとき一番に感じたのは、ヴァルの幼さとか、危うさでした。蛇がうまく脱皮できずにもがいているようなそんな印象。


後は女性陣の生々しさ。


キャロルのはじけ方も最初は本当に異分子に見えても、最期には一番まともな人間に見えてくる不思議。


「誰が悪いわけではなく、愚かなだけ」という映画「バベル」の一文を思い出したりした作品でした。



20日、千穐楽。 東京芸術劇場 シアターウエスト